【秘訣】『良い家の検討項目。』家を建てる際に確認すべき点。-数値で示せる価値、示せない価値-

【失敗しない家づくり】の秘訣

こんにちは^ ^

先日、友人から

「良い家を建てるにはなにを検討すれば良いの?」

「検討すべき項目を教えてほしい。」

と相談を受けました。

家づくりの検討項目は膨大です。

膨大ですが良い暮らしを叶えるため漏れなく確認検討したいところです。

また『数値で示せる価値』と『示せない価値』があります。

それらをまとめた良い家の検討項目を作りました。

 

 

 

【良い家の検討項目】................

以下の項目に対して点数をつけてみてください。

※満点を目指す必要はありません。
重要なのは『検討すべき項目を確認検討していること(納得していること)。』

※検討項目は『僕が自邸に欲しいもの、叶えたいこと』という観点での選定になります。
(ある程度客観性はあると考えています)

 

検討項目の大項目は

『快適性』(数値で示せる価値)

『経済性』(数値で示せる価値)

『暮らしやすさ、心地良さ』(数値で示せない価値)

です。

それぞれ詳細項目を紹介します。

 

 

 

【快適性の確認】................

■断熱性(UA値)
・概ね断熱等級6-7を推奨(UA=0.2台)。
・壁床等の周囲の表面温度、空調に効き具合に寄与する。
・熱損失低減に寄与する(「経済性」にも影響)。

■気密性(C値)
・概ねC=0.5以下を推奨。
・隙間がある部分は冷えやすい(冷気の不快感、結露リスク)
主にサッシ周りに注意。
特に引き違い窓は完成時は高気密であっても経年で隙間が出来やすいためそれを考慮した設計であること。
(可能な限り引き違い窓は減らし開き窓系を選びたい)

■換気空調設計
・全館空調を推奨。
(家中均一温湿度。結露→カビリスクも低減)。
(ヒートショック予防、ホルモンバランスの安定など健康面にも寄与)
・全館空調を想定したプランニングが望まれる。
(戸や壁など仕切りが少ない。上下階の空気の循環が考慮されている。玄関やトイレも空調経路に含まれている等)
・大型設備に頼らない設計を推奨(換気空調一体型機器、ダクトを用いた空調システム等は避ける)
(メンテナンス容易性、故障リスク低減、買い替え容易性、廃番リスク低減、ダクト内の汚れカビリスク低減、特殊な運用方式を避ける、トータルコストパフォーマンス考慮)
※大型設備に頼らない場合、床下エアコン、全体冷房設計など設計スキルと経験が求められる。
(「経済性」「暮らしやすさ」にも影響)

 

 

 

【経済性の確認】................

■トータルコストパフォーマンス
・イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコスト、保険、税金、将来家を売る際の価値、など家づくりに関わるトータルコストで判断する。
(イニシャルコストだけに注目しないこと)

■耐災害性
・耐震等級3(積雪考慮、許容応力度計算)。
「間取り設計者=構造計算者」であることが好ましい。
・高基礎(水害対策、床下の備蓄倉庫利用)。
・自家発電(太陽光発電。「経済性」にも影響)
・高気密高断熱(冬の停電時の保温性)
・被災時の安全性、仮設暮らしを避けられる可能性にも寄与する。

■小さな家
・トータルコストの低減。
(イニシャル、ランニング、メンテ、解体費)
・将来ニーズが高まるサイズ(少子化)。
・被災時の総被害量の低減=修繕コストの低減。

■耐久性
・屋根の出を設ける。
(雨漏りリスク低減、雨漏り対策設計)
・凹凸が少ない総二階プラン。
(被災時、雨漏り時の修繕コスト低減)
(合理的な構造、熱損失低減にも寄与)
・高基礎。
(シロアリ被害、雨ハネによる外壁や構造材の腐朽リスク低減)

■交換コスト
・杉板外壁。
(撤去、廃棄、張り直しコストが小さい。廃番リスクがない。メンテナンスの必要性が低い)
経年による風合いの変化も楽しめる。
・入れ替えしやすい設備選定。
(シンプルな換気空調設計)

経済性が高いこと(高断熱、高耐震、耐災害性、耐久性、、)は『将来の家の価値(価値低下防止)』にも寄与する。

 

 

 

................

 

ここまではこれまでもブログでお伝えしてきた部分。

今回新しく伝えたいことは『暮らしやすさ、心地良さの確認検討をする』という点。

これらは数値で示しにくく確認検討されにくい。

近年、高断熱高気密の啓蒙が進んだことで「UA値等の数値に注目し過ぎてしまう」ということがある。

UA値や冷暖房費低減に注目し過ぎると
「窓を必要以上に小さくする」
「窓は真南向きが絶対(冬の日射熱取得。東西向きには良い景色があっても開かない)」
「メンテ手間や交換リスクを考慮せず大型設備を採用する」
など安易な設計につながる懸念あり。

それらも大切ですが重要なのは実際の暮らしの満足度は数値では示せない部分に表れるということ。

断熱性や光熱費、耐震性などは住み始めると意識しにくくなるもの。

実際はそれらよりも『暮らしやすさ、心地良さ』が満足感につながりやすい。

 

ではでは

【暮らしやすさ、心地良さの確認】................

■家事を楽にする
・大型食洗機(洗い物の時間手間を減らす)。
・洗濯物の室内干し→近くに収納できるプラン。
(高断熱、全館空調であることも影響)
・ロボット掃除機(掃除手間を減らす)
・浴室をすぐに乾かす(ファン活用。カビ防止→掃除手間減)

■収納量、収納場所の想定
・適材適所に収納を計画(ダイニング、リビング近く等)。
・キッチン近くにパントリー。
・日常使いしないものたちは床下収納へ。

■リビングの窓は日中カーテンを開けられるか
・「通行者の視線が気になるため常にレースを下げている」はもったいない(景色、開放感、採光)。
カーテンを開けられる工夫はあるか(窓高さ、床高さ(高基礎は効果的)、下屋、植栽、、)。

■朝-昼-夕と適切に自然光が入るか
・室の明るさ、時間の流れ、季節の変化を感じる。
(適材適所に窓を取る。隣家窓との干渉に注意)
・明るいダイニングで朝食を過ごしたい。
・朝、洗面室が明るいと嬉しい。明るい室で歯磨きや朝の身支度をする幸せ。
(セロトニン分泌→リラックス、メンタル安定)
・日が短くなる冬の午後にリビングに日が入れば嬉しい。

■リビング隣接のワークデスク
・在宅ワーク、子供の宿題スペース。
(ノートやパソコンを広げたままで良い場所)
・リビングと隣接させ子供と過ごす時間を増やす。

■心地良い窓辺
・緑や空を眺められる窓、居場所。
・座りたくなる窓辺、ぼーっと出来る空間。
・風景を切り取る「ピクチャーウインドウ」。

■特別な居場所、多彩な居心地
・デイベッド、ロフト、床下、こもり室、雲見室、、サブリビングと呼べる居場所たち。
・「ソファ以外に座れる場所はあるか」
・「一人で落ち着いて過ごせる場所はあるか」
・「友人家族や子供家族が来た際にみんなの居場所はあるか」
(座れる場所の数、パーソナルスペース確保)
・多彩な居場所は家を広く感じさせてくれる。

■半屋外空間の魅力
・ウッドデッキ、ベランダ等。
・季節を感じる特別な空間。
(周囲からの視線カット、雨や直射が当たりにくいよう配慮)
・ひと休みしたい時に珈琲を飲める場所。

■季節を感じる庭や植栽
・半屋外空間や特別な窓辺から緑を感じる幸せ。
・循環を感じる。自然と共に生きる。
・土に触れる暮らし。

■ソファの置き場
・LDKを分断しない置き場所か。
(壁付け設置だと良い。目線が家の中心を向く。圧迫感を低減できる。使えるスペースを減らさない。窓先を眺められる)
・幅広ソファ、ハイバック、オットマンがあると嬉しい。
(横に慣れる幸せ、子供と一緒に座る、頭をあずけられ足を延ばせる心地良さ)

■面積でなく体感の広さを得る
・面積よりも「容積」「視線の抜け」「室の連続性」を意識する。
・効果的に窓を設け視線を抜く(開放感)。
・吹き抜けや勾配天井による高さのメリハリ。
・各室を壁で仕切らず緩くつなげる。
・廊下面積を極力抑える(居室を広く確保)。
→必要以上に大きな家にせずに済む。

■落ち着ける夜のライティング
・家で過ごす時間は夜が多い。
心地良い照明空間で夜を過ごしたい。
・シーンに応じて照明の明るさを調整できるか。

■家族の健康を守る。
・温度差緩和や空気質維持により子供の疾患を防ぐ。
(風邪、アトピー、喘息、鼻炎、、)
・健康寿命を延ばし生き生きした人生を過ごす。

 

〈詳細設計ポイント〉................

■廊下幅、階段幅への配慮
・芯々1m以上あると嬉しい。
・通行しやすさ、圧迫感低減、荷物の上げ下げ容易性。
(グリッド幅の調整設計が必要になる)

■登りやすい階段への配慮
・踏面240程、蹴上190程だと嬉しい。
(幅広で緩やかな階段を)

■バリエーションのある空間設計
・高さのバリエーション(勾配天井、吹抜等)
・素材のバリエーション(板張り、塗り壁等)
・各室に空間の印象の差があると面白い。
空間のメリハリは広さ感やワクワク感につながる。

■玄関ポーチへの配慮
・屋根や壁があると嬉しい(風雪雨や周囲の視線の軽減)
・特別な半屋外空間としての活用。
・家と外との意識の緩衝領域、切り替え場所。

■子供室の多様性
・天井高さ。
・壁の素材(板壁→棚DIY等)。
・子供室の外の子供室(特別な居場所の活用)。

■観葉植物の置き場所の想定
・室内でも緑を楽しみたい。
・リビング窓辺、洗面室など。

■特別なダイニングテーブル
・家族が一緒に過ごすのはダイニング。
・想いが積もる特別なテーブルを用意したい。
・テーブル下に収納棚があると嬉しい。

 

 

 

................

 

その他の検討項目として

■設計通り施工されていることの確認
・担当者が工事監理を行うこと。
・工務店の内部監理や検査会社によるものではなく『設計を理解している設計者自らが行う』ことが好ましい。
(施工を行わない設計事務所による監理が理想)
・工事監理の記録をまとめ建主様に提出する。
・監理の基となる『設計図書を過不足なく造り上げる』ことも重要。
(将来家を売る際の価値証明にも寄与)

■担当者の人数
・家づくりで関わる人数は少ない方が好ましい。
(営業マン、社長店長、設計士、コーディネーター、現場監督、アフター担当、と分業化により関わる人が多くなると複雑化しミスも起こりやすくなる)
・理想は『一人の設計者が設計から工事監理、引き渡し後まで一貫して関わる』こと。
(軸の通った設計、工事監理、運用アドバイスが出来る)

等も重要です。

 

 

 

 

................

まだまだありますが概ね以上です。

家づくりを始めて色々知識がついてくると

『自分たちはなにを叶えたいのか。』

が分からなくなることがあります。

検討が曖昧にならないよう

進んだり、戻ったり、休んだりしながら

『自分たちが叶えたい暮らし』を模索して頂ければ幸いです。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

................

 

↑今回の記事はテンポよく読めるよう過去記事リンクはあえて張りませんでした。

↓『今回の記事+それぞれの項目について詳細にまとめた記事リンク』を以下に掲載します。

過去記事もご参考になれば幸いです^ ^

 

【快適性の確認】................

■断熱性(UA値)
・概ね断熱等級6-7を推奨(UA=0.2台)。
・壁床等の周囲の表面温度、空調に効き具合に寄与する。
・熱損失低減に寄与する(「経済性」にも影響)。

 

【健康】なんのための超高断熱?「体への負担(寒暖差)を減らすため。」 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【サーモ】真冬の超高断熱『2階リビング。温度差のない暖かい家。』case.燕仲町のエスネル - 住宅設計エスネルデザイン

 

【渋谷さん発表②】『高断熱住宅(G2)の快適性と健康性。』温度ムラと喘息。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らし】『大寒波でも暖かいお家。』-燕仲町、I様のご感想- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■気密性(C値)
・概ねC=0.5以下を推奨。
・隙間がある部分は冷えやすい(冷気の不快感、結露リスク)
主にサッシ周りに注意。
特に引き違い窓は完成時は高気密であっても経年で隙間が出来やすいためそれを考慮した設計であること。
(可能な限り引き違い窓は減らし開き窓系を選びたい)

 

【渋谷さん発表①】『引き違い窓の気密性低下。築5年で13c㎡。』リスクを考慮した窓選びを。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【網川原のエスネル‐30】「中間気密測定!」-気密施工のポイント- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■換気空調設計
・全館空調を推奨。
(家中均一温湿度。結露→カビリスクも低減)。
(ヒートショック予防、ホルモンバランスの安定など健康面にも寄与)
・全館空調を想定したプランニングが望まれる。
(戸や壁など仕切りが少ない。上下階の空気の循環が考慮されている。玄関やトイレも空調経路に含まれている等)
・大型設備に頼らない設計を推奨(換気空調一体型機器、ダクトを用いた空調システム等は避ける)
(メンテナンス容易性、故障リスク低減、買い替え容易性、廃番リスク低減、ダクト内の汚れカビリスク低減、特殊な運用方式を避ける、トータルコストパフォーマンス考慮)
※大型設備に頼らない場合、床下エアコン、全体冷房設計など設計スキルと経験が求められる。
(「経済性」「暮らしやすさ」にも影響)

 

【快適性】なんのための超高断熱?「家中暖かく快適に暮らすため。」【全館空調のススメ】 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】真夏の超高断熱『低湿度を叶える冷房のポイント。』-エスネル式換気空調設計-case.燕仲町 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】熱交換換気扇を採用していない理由。『換気の質の担保。リターンとリスク。』-換気の目的- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】エアコンの選定方法『冷暖房負荷計算、能力、グレード、買い方。』コストパフォーマンスとリスク対策。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【経済性の確認】................

■トータルコストパフォーマンス
・イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコスト、保険、税金、将来家を売る際の価値、など家づくりに関わるトータルコストで判断する。
(イニシャルコストだけに注目しないこと)

 

【経済性】なんのための超高断熱?「冷暖房費を抑えるため。」 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】これからの断熱性の指標は『q(スモールキュー)』。本当の燃費を表すもの。「エコロジーとエコノミーの両立」 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【エネルギー】『エスネルの冬の電気代。太陽光の経済効果』case.吉岡T様 - 住宅設計エスネルデザイン

 

豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

■耐災害性
・耐震等級3(積雪考慮、許容応力度計算)。
「間取り設計者=構造計算者」であることが好ましい。
・高基礎(水害対策、床下の備蓄倉庫利用)。
・自家発電(太陽光発電。「経済性」にも影響)
・高気密高断熱(冬の停電時の保温性)
・被災時の安全性、仮設暮らしを避けられる可能性にも寄与する。

 

【想い】エスネルのコンセプト『災害時に家族を守る家。』大災害時代、家のシェルター的価値の上昇。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【災害対策】なんのための超高断熱?「停電時の室温の保持。」真冬の災害停電時の保険。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】構造計算された家を。『耐震等級3』を勧める理由。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【太陽光】太陽光発電を推奨する理由、想い。『耐災害、対紛争、対パラダイムシフト。』ひとりひとりが創る未来。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

■小さな家
・トータルコストの低減。
(イニシャル、ランニング、メンテ、解体費)
・将来ニーズが高まるサイズ(少子化)。
・被災時の総被害量の低減=修繕コストの低減。

 

【esTV】『小さな家の設計の要点。』設計意図の解説動画。case.柿崎のエスネル - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『小さな家の設計は難しい。』小さな家を建てる際の注意点。-収納・居場所- - 住宅設計エスネルデザイン

 

「暖かい小さな家。」エスネルデザインが提案したい家。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

豊かな暮らしのつくり方。15 ー『小さな家のススメ。』ー - 住宅設計エスネルデザイン

 

■耐久性
・屋根の出を設ける。
(雨漏りリスク低減、雨漏り対策設計)
・凹凸が少ない総二階プラン。
(被災時、雨漏り時の修繕コスト低減)
(合理的な構造、熱損失低減にも寄与)
・高基礎。
(シロアリ被害、雨ハネによる外壁や構造材の腐朽リスク低減)

 

【柿崎のエスネル‐9】『雨漏りリスクを抑える3次防水設計の屋根。』家の長寿命化によるトータルコストの低減。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【esTV】『高基礎・一体打ちのメリット。』耐久性・薬剤不要・シロアリ対策。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】総二階プランのススメ『構造・熱損失・コスト』大きなメリットたち。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

■交換コスト
・杉板外壁。
(撤去、廃棄、張り直しコストが小さい。廃番リスクがない。メンテナンスの必要性が低い)
経年による風合いの変化も楽しめる。
・入れ替えしやすい設備選定。
(シンプルな換気空調設計)

 

【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『シンプルな設備選定を。』多機能設備の弊害。-エアコン自動お掃除ロボのメンテナンスの落とし穴- - 住宅設計エスネルデザイン

 

経済性が高いこと(高断熱、高耐震、耐災害性、耐久性、、)は『将来の家の価値(価値低下防止)』にも寄与する。

 

【想い】これからの家づくりの要点『将来売れる価値ある家を。』-リスク時代のリスクを抑える暮らしづくり- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】買った価格以上の値段で家が売れる!?『家の価値を保つ秘訣。』家は自分で売る時代へ。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らしやすさ、心地良さの確認】................

■家事を楽にする
・大型食洗機(洗い物の時間手間を減らす)。
・洗濯物の室内干し→近くに収納できるプラン。
(高断熱、全館空調であることも影響)
・ロボット掃除機(掃除手間を減らす)
・浴室をすぐに乾かす(ファン活用。カビ防止→掃除手間減)

 

【秘訣】マルチWIC『洗面-洗濯-脱衣-収納室。』洗う-干す-たたむ-仕舞うを最短距離で。-小さな家の心臓部- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】We love 海外製食洗機!『サイズ・メーカー検討。』M様、T様の感想紹介。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

■収納量、収納場所の想定
・適材適所に収納を計画(ダイニング、リビング近く等)。
・キッチン近くにパントリー。
・日常使いしないものたちは床下収納へ。

 

【秘訣】『高基礎による床下空間のメリット。』収納量、メンテナンス性、耐久性、アジト。-小さな家の心臓部- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らし】『住んでみての感想。』暖かさ、大きさ、収納、家を建てて良かったこと。-吉岡、T様のご感想- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らし】『適材適所の収納方法。』キッチン、洗面、マグネットラック。case.地蔵のエスネル - 住宅設計エスネルデザイン

 

■リビングの窓は日中カーテンを開けられるか
・「通行者の視線が気になるため常にレースを下げている」はもったいない(景色、開放感、採光)。
カーテンを開けられる工夫はあるか(窓高さ、床高さ(高基礎は効果的)、下屋、植栽、、)。

 

【長倉】ルーバーの効果。植栽の効果。『外から見る。内から見る。』-緩く仕切られた豊かな空間- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■朝-昼-夕と適切に自然光が入るか
・室の明るさ、時間の流れ、季節の変化を感じる。
(適材適所に窓を取る。隣家窓との干渉に注意)
・明るいダイニングで朝食を過ごしたい。
・朝、洗面室が明るいと嬉しい。明るい室で歯磨きや朝の身支度をする幸せ。
(セロトニン分泌→リラックス、メンタル安定)
・日が短くなる冬の午後にリビングに日が入れば嬉しい。

 

■リビング隣接のワークデスク
・在宅ワーク、子供の宿題スペース。
(ノートやパソコンを広げたままで良い場所)
・リビングと隣接させ子供と過ごす時間を増やす。

 

■心地良い窓辺
・緑や空を眺められる窓、居場所。
・座りたくなる窓辺、ぼーっと出来る空間。
・風景を切り取る「ピクチャーウインドウ」。

 

【秘訣】『サッシ枠の消える窓。』心地良い窓辺の追求。-特別な居場所、特別な景色- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『グリーンウインドウを造る。』緑の窓辺。-心地良い豊かな暮らし-case.網川原、中野。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【想い】『心地良い窓辺を提案したい。』-空や緑を感じる特別な居場所、安息の時間- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■特別な居場所、多彩な居心地
・デイベッド、ロフト、床下、こもり室、雲見室、、サブリビングと呼べる居場所たち。
・「ソファ以外に座れる場所はあるか」
・「一人で落ち着いて過ごせる場所はあるか」
・「友人家族や子供家族が来た際にみんなの居場所はあるか」
(座れる場所の数、パーソナルスペース確保)
・多彩な居場所は家を広く感じさせてくれる。

 

【暮らし】『燕仲町I様の暮らし紹介。』完成時との比較。-多彩な居場所、心地良い窓辺- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『心が休まる心地良い居場所。』これからの家に望まれるもの。-エスネルが叶えたいこと- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『多彩な居場所の作り方。』空間ごとに色分け。-小さな家を広く住む。自邸プランの変遷- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】癒しの居場所『デイベッド。』住まいに多彩な居心地を。-I様ブログ紹介- - 住宅設計エスネルデザイン

 

エッセイ。『子供の夢を育む居場所。』-床下空間の魅力- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】子供室の再構成『プレイキッズルームとワークキッズルーム』-空間のシェア・フレキシビリティ- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■半屋外空間の魅力
・ウッドデッキ、ベランダ等。
・季節を感じる特別な空間。
(周囲からの視線カット、雨や直射が当たりにくいよう配慮)
・ひと休みしたい時に珈琲を飲める場所。

 

【秘訣】『心地良い半屋外空間を造る。』ウッドデッキポーチ、ルーバーウォール。-木に囲まれた空間、多彩な居場所- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『心地良い半屋外空間 case.長倉。』ウッドデッキ、ルーバー、照明、過ごし方。-設計のポイント- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■季節を感じる庭や植栽
・半屋外空間や特別な窓辺から緑を感じる幸せ。
・循環を感じる。自然と共に生きる。
・土に触れる暮らし。

 

【秘訣】植栽ありなしの比較。『自然の力、循環を感じる暮らし。』-緑と共に生きる豊かさ- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らし】『子熊笹の成長、杉板の変化。』自然と共に生きる喜び。-燕仲町、I様のブログ紹介- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】植栽の魅力『季節の変化を感じる幸せ。』-植栽プラン紹介- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■ソファの置き場
・LDKを分断しない置き場所か。
(壁付け設置だと良い。目線が家の中心を向く。圧迫感を低減できる。使えるスペースを減らさない。窓先を眺められる)
・幅広ソファ、ハイバック、オットマンがあると嬉しい。
(横に慣れる幸せ、子供と一緒に座る、頭をあずけられ足を延ばせる心地良さ)

 

【秘訣】We love ソファ!『心が安らぐ特別な場所。』ポイントは「座り心地」と「高さ」。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『窓辺と窓正面の居心地の違い。ソファ配置の秘訣。』-小さな家を豊かに暮らす- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■面積でなく体感の広さを得る
・面積よりも「容積」「視線の抜け」「室の連続性」を意識する。
・効果的に窓を設け視線を抜く(開放感)。
・吹き抜けや勾配天井による高さのメリハリ。
・各室を壁で仕切らず緩くつなげる。
・廊下面積を極力抑える(居室を広く確保)。
→必要以上に大きな家にせずに済む。

 

【長倉】完成写真たち。『多彩な居場所、居心地。』-豊かな暮らしを愉しめる家- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【esTV】ルームツアー動画.柿崎のエスネル『田園風景を楽しむ二階リビングの暮らし。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

■落ち着ける夜のライティング
・家で過ごす時間は夜が多い。
心地良い照明空間で夜を過ごしたい。
・シーンに応じて照明の明るさを調整できるか。

 

【秘訣】『心地良い夜の作り方。』照明計画の要点は局所照明。-スタンドライトのススメ- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】植栽とライティング。『半屋外空間で過ごす特別な夜時間。』-豊かな暮らしの探求- - 住宅設計エスネルデザイン

 

■家族の健康を守る。
・温度差緩和や空気質維持により子供の疾患を防ぐ。
(風邪、アトピー、喘息、鼻炎、、)
・健康寿命を延ばし生き生きした人生を過ごす。

 

【お客様の声】『子供のアトピーを治したい。安全安心な暮らしがしたい。』家を建てる前に考えること。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『全館暖房の健康効果、低温環境の疾病リスク。』人生100年時代。-岩前先生セミナーより- - 住宅設計エスネルデザイン

 

................

 

■設計通り施工されていることの確認
・担当者が工事監理を行うこと。
・工務店の内部監理や検査会社によるものではなく『設計を理解している設計者自らが行う』ことが好ましい。
(施工を行わない設計事務所による監理が理想)
・工事監理の記録をまとめ建主様に提出する。
・監理の基となる『設計図書を過不足なく造り上げる』ことも重要。
(将来家を売る際の価値証明にも寄与)

 

【柿崎のエスネル‐5】基礎工事『配筋監理の重要性。』-第三者監理による質の担保- - 住宅設計エスネルデザイン

 

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

設計事務所の仕事『詳細図作成。』-網川原のエスネル製本完成- 住宅設計エスネルデザイン

 

■担当者の人数
・家づくりで関わる人数は少ない方が好ましい。
(営業マン、社長店長、設計士、コーディネーター、現場監督、アフター担当、と分業化により関わる人が多くなると複雑化しミスも起こりやすくなる)
・理想は『一人の設計者が設計から工事監理、引き渡し後まで一貫して関わる』こと。
(軸の通った設計、工事監理、運用アドバイスが出来る)

 

『設計士が設計する家を。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

【その他、エスネル紹介】................

 

『エスネル』とは。ーコトバの意味ー - 住宅設計エスネルデザイン

 

家づくりを勧めない設計事務所『これからの家づくりの形』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

『エスネルとは。-究極のスタンダードハウスを目指して-』住学15発表資料公開。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

先頭に戻る