【気象】2021大雪の終わり『リスクの適切な把握。』積雪量のグラフ化。
ゆうです^ ^
年初からの2021大雪は落ち着きを見せ始めました。
我が家の雪も少なくなりました。
備忘録に今回の大雪をまとめたいと思います。
まずは我が家の大雪とその後のビフォーアフターをご紹介^ ^
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
除雪機により重ねた雪は解けないが、そうでない雪はほぼ解けてきた。
大量の雪が屋根に載っていたのはほんの数日。
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
大雪時(2021.1.9~11)。
現在(2021.1.15)。
大雪時の詳細はこちら♪
【気象】2021年豪雪の状況紹介。「ピンチの中には気付きが隠れている。」 - 住宅設計エスネルデザイン
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今回の大雪を例年と比較してみる。
【新潟市(中心)】................
1/1~1/14の最大積雪量は64cm。
過去20年平均に比べ極端に多かった。
(平均値は大雪とゼロ雪が均されている点にも注意)
新潟市が定める垂直積雪量は1.0m。
(グラフの最大値を垂直積雪量に合わせている。)
垂直積雪量の64%まで積もったということ。
続いて
【長岡市(中心)】................
1/1~1/14の最大積雪量は145cm。
過去20年平均に比べ数倍の雪が積もった。
長岡市が定める垂直積雪量は2.5m。
(グラフの最大値を垂直積雪量に合わせている。)
垂直積雪量の58%まで積もったということ。
続いて
【柏崎市(中心)】................
(1/2-1/3は観測エラーがあったよう)
1/1~1/14の最大積雪量は128cm。
過去20年平均に比べ極端に多かった。
柏崎市が定める垂直積雪量は1.3m。
(グラフの最大値を垂直積雪量に合わせている。)
垂直積雪量の98%まで積もったということ。
→柏崎での設計積雪量は1.3mよりも余力を見込む必要があるかもしれない。
(ただし、今回はパウダースノーが短期的に積雪しただけと考えることも出来る)
【構造】『雪の単位荷重の計測。』実情と計算値の差。雨による重量化リスク。 - 住宅設計エスネルデザイン
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新潟県内のエスネルの様子をご紹介^ ^
中野のエスネル(新潟市秋葉区。2021.1.12撮影)。
耐震等級3(設計積雪量1.3m)
カーポートは耐雪1.5m。
カーポートから玄関ポーチまで濡れることなく移動可能♪
エアコン室外機に雪が積もらないよう配慮した設計。
(エアコンのパフォーマンス低下リスクを抑える)
地蔵のエスネル(長岡市。2021.1.12撮影)。
耐震等級3(設計積雪量2.0m)
雪国では高基礎とゆとりある玄関ポーチが役に立つ。
囲われた玄関ポーチは、降雪時・降雨時・暴風時に「風除室」として安心を与えてくれる。
いなか日記。140『我が家の初雪2020「モノクロの絶景」と「積雪考慮の重要性」。』 - 住宅設計エスネルデザイン
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前回の大雪は2018年でした。
その時の詳細はこちらをご参照。
【秘訣】2018年の積雪から構造を考える。「設計積雪量」② - 住宅設計エスネルデザイン
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あれだけ大変だった大雪が、終わってみると「安堵」の気持ちになる。
山あり谷ありを経験することで人は鍛えられるのだろう。
今後のリスクに備えるためにも
『リスクを適切に把握すること。』
を大切にして設計を行っていきたい。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
春はもうすぐそこまで♪