【Art】『白井屋ホテル。』芸術に包まれる宿泊。-最大級のご厚意による幸せ-
先日、アートリノベーションで注目されている白井屋ホテルに伺ってきました。
芸術に包まれる宿泊体験。
そして最大級のご厚意。
最高に幸せな時間を過ごさせて頂きました。
白井屋ホテルは群馬県前橋市にあるアートホテル。
江戸時代から続いてきた白井屋旅館がデザインとアートの力でリノベーションされ2020年に再オープン。
設計は建築家の藤本壮介さん。
館内には世界的なアーティストの作品が展示されている。
『泊まれるアート空間。』
泊まることでしか鑑賞できない作品も多々。
またこのホテルのオーナーは前橋市出身のJINSの田中社長。
廃業していたホテルを買い取り地元の活性化のため様々な試みを仕掛けられている。
白井屋ホテルHPより。
白井屋ホテルHPより。
【公式】SHIROIYA HOTEL / 白井屋ホテル -アートで五感を満たす前橋のホテル-
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近年『アートに触れたい。』という欲求が高まっている。
アートの持つ力、理性を超えた感動、を感じている。
世界を変えるのは理ではなく『感』なのでしょう。
理を超える魅力を設計に取り入れたいと考えています。
【想い】エスネルはアートでありたい。『設計した家を「作品」と呼ぶ覚悟。』 - 住宅設計エスネルデザイン
【design】デザインへの想い。『水平と垂直、日本の美。』杉板張り×ルーバー。 - 住宅設計エスネルデザイン
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白井屋ホテルはアート系の雑誌で良く見ていた。
現在工事中の吉岡のエスネルから近かったこともあり
「いつか泊まりたいな。」
とぼんやり考えていた。
そのホテルに突然泊まれることになったのは吉岡のエスネルのT様のご厚意。
工事監理の日に合わせサプライズで宿泊をプレゼントしてくださった。
とても驚きました。
感動しました。
コンクリ―トの構造体が剥き出しとなる無骨で荒々しいデザイン。
神殿のような静謐さがあった。
天窓からの光が館内に広がる。
贅沢で大胆なデザイン。
Lightfalls 安東陽子。
宿泊者でなくとも利用できるラウンジ。
T様とランチを。
白井屋ホテルは背面のデザインもとても面白い。
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吉岡のエスネルはこの日上棟。
ランチ後に現場に戻り夕方まで工事監理。
【吉岡のエスネル-03】『祝上棟。』高基礎+ロフト+ベランダの2階リビングの家。「T様の想い。ブログ紹介」 - 住宅設計エスネルデザイン
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監理を終えホテルへ。
Lighting Pipes レアンドロ・エルリッヒ
元々の白井屋旅館にあったであろう配管が表現されている。
レアンドロの作品は明快で刺激的で面白い。
十日町の大地の芸術祭の作品も良かった。
新潟観光大使。98『十日町芸術観光「キナーレ、清津峡、イコテ」』-芸術と向き合い自分と向き合う- - 住宅設計エスネルデザイン
建築と上手く融合しており上下左右の感覚が麻痺するよう。
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夜の街に出る。
前橋は僕が大学生時代に過ごした街。
散策しながら学生時代にアルバイトをしていた居酒屋ビルを見つけた時は何とも言えない感慨深さがあった。
過去にタイムスリップしたような感覚。
高層のそのビルにはテナントは入っておらず入口は閉まっていた。
十数年前の活気が脳裏によみがえる。
感傷を感じつつも暖かい不思議な気持ちだった。
大学時代の友人とほぼ卒業ぶりの再会。
彼は現在前橋の街づくりの中心にいて成果や評価も現れ始めていた。
活躍する旧友と生まれ変わりつつある前橋に刺激を受ける。
過去と現在が交わるとても良い夜だった。
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ホテルへ。
この宿泊室自体がアート作品となっている。
言葉にならない素晴らしい空間体験だった。
白井屋ホテルHPより。
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宿泊者のみ鑑賞できるLighting Pipesのショーが始まる。
色が変わる配管をただただ茫然と眺めていた。
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T様、言葉にならない感動を頂きました。
素晴らしいホテルに宿泊させて頂くというプレセントはかけがえのないものでした。
また旧友と再会する機会も頂きました。
大変ありがとうございます。
受けた刺激を今後に活かして参ります。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-