エッセイ。『世界で一番落ち着ける場所。』-家の価値。実家のありがたみ-
最近たまに実家に帰る。
子供を連れて行くだけでなく
一人でふらっと寄ることもある。
自分の部屋はとても落ち着く。
実家はもしかすると
『世界で一番落ち着ける場所』
なのかもしれない。
昨今、人々のふれあいの抑制や住宅資材の高騰を受け「家とはなにか。」を再考する時間が増えた。
思うことは
『家の真価はハードではなく、ソフトにある。』
ということ。
何年も家族で暮らす我が家。
毎日一緒に食事をする我が家。
それは唯一無二の特別な空間になる。
他の何物にも代えられない価値を持つ。
先日、一人で実家に寄った時に感じたこと。
『実家は世界で一番落ち着ける場所』なのかもしれない。
子供たちを連れてもよく行く。
僕が過ごした子供部屋で子供と遊ぶ。
子供の頃に遊んでいた公園にもよく行く。
先日、地元柏崎の祭りである「えんま市」に子供を連れて行った。
自分が子供の頃に夢中になった祭りで自分の子供が夢中になる。
とても幸せな体験だった。
家を建てるとは。
自分の子供が大人になったとき
僕と同じように実家を
『世界で一番落ち着く場所だ。』
と感じてくれたら嬉しい。
もし疲れたり、辛くなったらたまに帰ってくれば良い。
実家にはゆっくりと暖かい時間が流れている。
実家。
かけがえのない特別な空間。
家族の時間が積もっている場所。
そういう場所を作っていきたい。
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