【秘訣】『多彩な居場所の作り方。』空間ごとに色分け。-小さな家を広く住む。自邸プランの変遷-

【間取り・居場所】の秘訣

こんにちは^ ^

僕は『心地良い居場所』を意識して設計を行っています。

家で心を休めて寛げるように

小さな家を広く暮らせるように

検討のポイントは『色塗り』と『丸付け』。

どのように設計を行っているか、秘訣をまとめました。

 

 

 

居場所とは「ある特別な使い方が出来る空間、特別な居心地を感じる空間」と言えます。

その特別な居心地=居場所を複数叶えたい。

また「居場所=座れる場所」とも言えます。

LDKが広くても座れる場所が少なければ「居場所は少ない=心理的に狭い」と感じる。

反対に、LDKが小さくても座れる場所、異なる居心地が複数あれば「居場所は多い=心理的に広い」と感じる。

面積(=トータルコスト)を抑えながら広く多彩な暮らしが叶えられる家を追い求めています。

 

 


僕の自邸案(ver...?)。

居場所、居心地ごとに『空間を色分け』して検討している。

大勢でワイワイ過ごす空間は暖色系

一人で集中して過ごす空間は寒色系

居場所のイメージごとに色を塗っていく。

「色の数」や「色のグラデーション」によりどのような居場所があるか直感的に感じることが出来る。

 

プランは小さな家を広く使えるよう考えている。

在宅ワークスペース、宿題デスク、カフェスペース、こもり室、、、

『小さいけれど多彩な居場所がある家。』

『仕切られているようで緩やかにつながる家。』

そういう家を叶えたい。

 

 


自邸案ver.1。

コンセプトは当初から変わっていない。

小さな家、多彩な居場所、間仕切り少なく全体がつながる家、部屋にこもらず家族がワンフロアで過ごせる家、、

図の2階には「座れる場所」を赤丸でプロットしている。

これから家を建てられる方は平面図に座れる場所を赤丸で書いてみると良い。

ソファとダイニングチェア以外にも座れる場所があると嬉しい。

 

 

ポイントは『それぞれの居場所を仕切り過ぎないこと』。
(壁で囲った普通の部屋としないこと)

床の段差(小上がり)、床の仕上げ(板、畳、マットレス)、収納棚、などで緩く仕切ると良い。

緩く仕切ることで光や視線の抜け、家族の気配を感じ合うことが出来る。

室も広く感じられ、空調の効きも良い。

 

 


燕仲町のエスネル。

 

 

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自邸案(ver...?)。

オフィススペースを広く取ったプラン。

こういう家も今後増えてくるのでしょう。

 

 

 

 

 

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設計は奥が深い。

特に小さな家の設計は。

検討はシビアになり大変だがその分面白さがある。

『住にかかるトータルコストを抑える家。』

『多彩な居心地のある豊かな暮らし。』

『高性能で快適、安心、価値を残せる家。』

 

僕が欲しい家、僕に出来ること

これからも「なにが叶えたいのか」の初心を忘れずに設計に向き合っていきたい。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

 

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