【秘訣】『心が休まる心地良い居場所。』これからの家に望まれるもの。-エスネルが叶えたいこと-
こんにちは^ ^
近年、僕が強く意識している設計テーマがあります。
それは
『心が休まる心地良い居場所』を造る。
ということ。
「これからの家に望まれるもの。」
「エスネルが叶えたいこと。」
についてまとめました。
近年、住宅の高断熱化や高耐震化は一般化しつつあります。
災害に強く快適な家の一般化はとても良いこと。
住まい手のためだけでなく『家の長寿命化→社会の資産化』にもつながります。
国も断熱基準を23年ぶりに更新しました。
大まかにですが「家の性能面」については良い家の条件は整備されつつあります。
(断熱等級、耐震等級、長期優良住宅、ZEH、、)
(空調計画、耐久性、メンテナンス性等についてはまだ課題はある)
「家の性能面」は概ね合格点到達が見えてきました。
家に期待される価値は『性能の次のステージ』へ。
僕はそれは
『心が休まる心地良い居場所。』
だと感じています。
近年、インターネットの進化が急速に進んでいます。
インターネットはとても便利。
いつでも誰とでも簡単につながることが出来る。
ただ、少し心が疲れることも。
(他者比較、ぼーっとする時間の減少等)
今後、この傾向は加速していく。
今は「現実の疲れを仮想空間で癒す」ことが広がっているフェーズ。
これから先は『仮想空間での疲れを現実で癒す』ことが求められるようになる。
その時求められるのは『自然。』
そして『自分だけの居場所。』
それらに対して家が果たせる役割は大きい。
家に『心が休まる心地良い居場所』があれば嬉しい。
『幸福感』
『リラックス』
『満たされ感』
『憩う、寛ぐ』
凝ってきた頭がほぐれるような
人目を気にしていた心が裸になるような
自意識が遠のき自然と一体化するような
心が休まる心地良い居場所のある家。
そういう家を叶えたい。
また
『閉じる心地良さ』
『開く心地良さ』
『みんなでいる心地良さ』
『ひとりでいる心地良さ』
様々な心地良さがあり、それに適した空間がある。
自分の家に多彩な居場所が複数あれば嬉しい。
『心が休まる心地良い家。』
それが叶えられるかどうか
これから家を建てられる方から見ての判断基準は
『座りたい場所があるか。』
『眺めたい窓があるか。』
図面を見ながら想像してみると良い。
緑が広がる素敵な庭がなくても良い。
お気に入りの樹が一本あれば十分。
樹がなくても良い。
空や雲が眺められれば十分。
樹や空を切り取った特別な窓
それを眺める特別な居場所
窓枠の存在感がない特別な仕掛け
一人こもれる特別な室
心を休ませる特別な照明計画
、、、
そういうものの積み重ねが
『心が休まる心地良い家』につながっていく。
................
これからの時代、これからの家。
心が休まる心地良い居場所
僕が自邸で叶えたいこと
そういう家を提案していきたい。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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