【太陽光】参考になったWEBページ紹介『設置前提条件・火災確率・災害時非常用電源』前研究室さん、松尾設計室さん。

【太陽光・環境負荷低減】の秘訣

ゆうです^ ^

WEB上には太陽光に関する有益な情報が様々あります。

その中でも特に参考になったものを紹介します。

 

・電気代の推移、再エネ賦課金の仕組み→今後の流れを俯瞰して捉える。

・リスク込みで考えても利益が出る。

・火災事故の件数と対策。

・太陽光を乗せる前提条件。

・太陽光のエネルギー収支。

・災害時(停電時)の備え。

など、検討すべき点が分かりやすくまとめられています♪

 

 

 

 

東京大学の前先生、松尾設計室の松尾さんの動画が分かりやすくてお勧めです^ ^

前先生の動画は、技術的で、客観的で、設計者として非常に勉強させて頂いています。

松尾さんの動画は、配信項目が包括的で、一般の方にも分かりやすく話されていて、知識も伝え方も勉強させて頂いています。

前職時にお二人ともお会い出来たのですが、またいずれお会いしたいお二方です♪

 

ケンチク探訪♪ 02『東京大学安田講堂。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

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前先生の動画からご紹介♪

 

【要約(引用)】................

・これまでの電気代の推移の紹介。
(原発が止まったのに電気代が上がっていないのはたまたま同時期に原油価格が下がったから。今後は不明)

・再エネ賦課金の仕組み。
(実質、発電している人の利益を発電していない人が負担する構造になっている)

・今後暑くなる夏、太陽光があれば冷房し放題。

・今後災害が増えてくる。太陽光を非常用電源として利用できる価値は増していく。

・「太陽光を載せない理由ってあるの?」

・太陽光をもっと早くペイさせる方法。

・新築時に太陽光を載せないのはもったいない。

冬の消費エネルギーを抑えるためには太陽光に頼るだけでなく「高断熱」「日射熱取得」「高効率設備」が重要。

 

詳しくは動画本編で^ ^

 

 

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続いて松尾さんの動画を紹介♪

 

【要約(引用)】................

・太陽光はリスクを考慮しても元が取れる。算定根拠の提示。
(最低保証利益、妥当予想利益、EV利用利益)

・太陽光パネルの火災リスクについて。
火災事故は太陽光設置300万件中120件程あった(0.004%)。
全て屋根一体型パネルだった(パネルの下に不燃材が入っていないことが問題だった。→現在は対策可能)
不燃材が入っていない設置が11万件、そのうち事故は120件(0.1%)。

・エコキュートのソーラーチャージ機能で自家消費率UP(→利益率UP)も可能。

・設置の前提条件を満たしていることが重要。
(構造計算、屋根に穴を開けない設置工法、設置の向き、保証の確認、影にならないかの確認、、)

 

詳しくは動画本編で♪

 

 

 

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その他にもYouTubeで「太陽光」と検索すると、肯定的な意見、否定的な意見、様々出てきます。

ざっくりまとめると

・肯定的な意見は「計算すれば得になるのは明らか」という主張。

・否定的な意見は「リスクがあるからお勧めしない」という主張。

どちらも間違っていないと思います。

僕も数年前は「リスクを負ってまで屋根の上に載せなくても良いだろう」というスタンスでした。

ブログにもまとめています。

 

【秘訣】太陽光発電のメリットと「雨漏り・積雪リスク」。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

肯定意見、否定意見、両者の明らかな違いを言うならば、環境負荷低減への意識があるかどうかだと感じています。

そうでなければ建築業者が太陽光を勧める理由はあまりありません。

「出来れば太陽光は載せてほしくない」と考える建築業者も少なくありません。

・少しでもリスクがあるなら避けたい。
(建物へのリスク、投資的なリスクなど)

・限りある予算を太陽光ではなく建築費に回してほしい(→利益が上がる)。

・説明が面倒。

・設備選定が面倒、シミュレーションが出来ない。

 

上記のリスクや手間を超えてまで太陽光を推奨しようと思うのは環境負荷低減を叶えたいから。

(+丁寧な説明・理解があれば経済的なメリットも十分に得られるから)

このような考えからエスネルデザインの設計思想は変化しました。

今後、基本的には太陽光設置に適した住宅を設計していきたいと考えています。
(無理強いはしません、ケースバイケース)
(売電単価や設置費用により調整考慮)

 

 

 

【おまけ】................

より深く太陽光について知りたいという方には下記のサイトがお勧めです^ ^

産総研「太陽光発電技術」ページ→こちらをクリック

太陽光発電の特徴、原理、経済性、環境的有効性、などがまとめられています。

〈要点(引用)〉

・太陽光の製造にかかるエネルギーは2年程の運用でペイできる。

・太陽光発電は投入したエネルギーの10~20倍のエネルギーを得ることが出来る(30年運用)。

 

 

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