【エネルギー】『燃料費調整単価が大高騰。』-自衛が求められる時代、太陽光の価値-
こんにちは。
皆さま『燃料費調整単価が大高騰』してきているのはご存じでしょうか。
考えられない程の値上がり率です。
これからの社会は、世界はどうなっていくのか。
一人一人が自衛に努めることが求められています。
太陽光パネル設置、待った無しです。
「燃料費調整」については過去の記事をご覧ください。
2022年3月時点でも大幅な値上げがあり報告していました。
【エネルギー】『燃料費調整単価が高騰。』電気料金増、低自給率リスク、自衛できること。「小さな視点と大きな視点。」 - 住宅設計エスネルデザイン
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前回の話を踏まえて今回は更新版をお届けします。
(2022.8現在)
東北電力さんより2022.7.29発表。
設けられていた燃料費調整の上限が撤廃される。
(従量電灯Bは上限撤廃されない。詳細は東電HPをご参照)
東北電力管内の方々、2022年12月分から電気料金が大きく値上がりします。
燃料費調整単価の推移。
(値上がりの勾配が恐ろしい)
前回報告の2022.3時点では2.67円/kWhだった単価は2022.9には7.67円/kWhに。
この冬の単価はどうなってしまうのでしょうか。
他の電力会社でも同様に値上がりが起こっている。
新電力大手のLooopさんでは10月の燃料費調整単価は14.00円/kWh(東北電力)。
(東京電力管内の場合は18.97円/kWh!)
赤四角の価格が追加で請求される。
冷暖房費が少ない9月で追加費用4000円超。
今年の冬は、、、
燃料費調整単価が10円/kWhになった場合の差額表。
(表上段の「使用電力量/月が750kWh、使用電力量/年が5000kWhの場合」は中野のエスネルの実績から。(給湯とコンロはガス))
使用量が一昨年と同じだったとしても電気代/月は約9,800円の増額となる。
(750kWh/月、燃料費調整単価10円/kWhの場合)
(値上がり率「146%」)
年間の電気代は約6.5万円の増額となる。
(5000kWh/年、燃料費調整単価10円/kWhの場合)
これは「エスネル=超高断熱の小さな家」だった場合。
表下段のように仮に性能や家の大きさが異なり「使用電力量/月が1500kWhの場合」電気代/月は約1.9万円の増額となる。
年間にすると電気代は約13万円の増額となる。
(大きすぎ!!)
もはや災害と呼べるレベル。
冷暖房を我慢することは人命に直結する。
『電気は自給自足する時代へ。』
相当な自衛が必要です。
【想い】エスネルのコンセプト『災害時に家族を守る家。』大災害時代、家のシェルター的価値の上昇。 - 住宅設計エスネルデザイン
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天野、燕仲町、吉岡、柿崎、蓼科、甲斐、諏訪、、、
現在設計中のエスネルにはほぼ太陽光パネルが載る。
僕も太陽光を運用している。
発電した電気を自家消費できれば電気代の値上げに抵抗できる。
(高い単価の電気を電力会社から買わない)
(電気単価が上がる=太陽光のコストメリットが高まる)
経験を基に先の時代を読み、より良い『住』を提案していきたい。
(不向きな立地もあるため検討必要)
【太陽光】太陽光発電を推奨する理由、想い。『耐災害、対紛争、対パラダイムシフト。』ひとりひとりが創る未来。 - 住宅設計エスネルデザイン
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一人一人の自衛の積み重ねが国の抵抗力を高めていく。
これからの時代、世界で何が起こるかは予測できない。
戦争が当たり前に起こる時代。
ポイントは『自立』。
そのためには『自給率』を上げなければならない。
エネルギーだけでなく食料や原材料も同様。
将来の自分たちのために、次の世代のために
出来ることに努めて参りたいと思います。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-