【高崎】基礎工事『配筋監理の重要性。』第三者監理の価値。-長寿命-高品質の家を建てる秘訣-
こんにちは^ ^
高崎のエスネルの工事が進んでいます。
配筋監理について。
家は様々な職人が関わりながら現場で造られます。
『完成時に見えなくなるもの。』
『第三者監理による質の担保。』
の重要性を感じています。
高崎のエスネルは群馬県高崎市に建つ2階リビングの家。
デイベッド、ワークWIC、マルチWIC、幅広センターサッシ、、
多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。
・延床面積=26.9坪
・UA=0.23(G3)、q=58.5
・耐震等級3(Z=1.0)
・太陽光パネル設置
・杉板外壁×植栽
エスネル最上級グレード『eLX』。
(断熱性G3、耐震等級3(積雪考慮、Z=1.0)、太陽光、国産杉活用、植栽)
これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です^ ^
【高崎】3Dパース紹介『多彩な居場所のある2階リビングの家。』-木に包まれる暮らし、空を抜く窓- - 住宅設計エスネルデザイン
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配筋監理の様子を紹介します。
新興住宅地に建つ高崎のエスネル。
「建物の配置のズレ」や「周囲に平屋が多いこと」により概ね全方位に対して抜けがある。
2階のLDKは『視線の抜け→広さ感』と『周囲の眺望』が叶う特別な空間になる。
〈配置の確認〉
敷地境界からの離隔距離を確認する。
エスネル標準の高基礎。
基礎高さは地面から約1m。
この高基礎が耐久性、防蟻防腐性、収納量、空調経路、耐水害性、、など多様な価値を生み出す。
【秘訣】『高基礎による床下空間のメリット。』床下収納、メンテナンス性、耐久性、アジト。-小さな家の心臓部- - 住宅設計エスネルデザイン
〈基礎図〉
今回の基礎の種類は5種類。
〇床下の利便性を高める
(段差がなく移動が容易)
〇基礎量を必要最小限に抑える
(工事費減、熱損失減、空調循環性向上)
など考慮して各々の基礎を設計している。
(構造計算による耐震等級3)
〈配筋詳細図〉
配筋監理では図面に書かれている全ての数値を現場で確認していく。
時間、神経、体力を使うハードな作業だが鉄筋はコンクリート打設後に見えなくなる部分。
そのため配筋監理は重要で慎重に行う必要がある。
人が現場で造るものなので間違いや勘違いは起こる。
(是正指示ゼロの現場はほぼない)
『間違いがあった場合それを発見し是正指示が出来る第三者(設計事務所)による工事監理』は建物の質を担保する大きな要点。
(工事監理だけでなく『工事監理報告書』を建主様に提出することも重要)
設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』 - 住宅設計エスネルデザイン
〈基礎立ち上がり監理〉
上端主筋、下端主筋、腹筋、立ち上がり高さ等が図面通りであることを確認。
定着が40d以上確保されていることを確認。(上下主筋、腹筋共)
スペーサー高さ(スラブ下端筋高さ)が図面通りであることを確認。
〈地中梁の監理〉
床下の利便性向上のため基礎は適宜地中に埋める設計を行っている。
(床下の床のフラット化)
(断熱補強も容易+シンプルになる)
基礎梁背が小さい部分は耐力が低くなるため構造計算を行い問題ないか確かめることが重要。
〈スラブ(底盤)監理〉
スラブ筋、上筋・下筋の向きが図面通りであることを確認。
重ね継ぎ手が40d以上確保されていることを確認。
〈配管スリーブ監理〉
鉄筋とのかぶり厚、補強筋の径・長さ、スリーブの位置、個数の確認。
かぶり厚が取れていない箇所は追加で鉄筋を入れてもらうよう指示を行った。
排水、給水、エアコン冷媒管、ガス管、配線管など住宅への引き込みは基礎下からではなく『基礎立ち上がり』から行う。
理由は
〇配管周囲がシロアリの蟻道となるリスクを低減するため。
〇配管の交換等メンテナンスを容易にするため。
河野建設さん、丁寧な施工をありがとうございます。
引き続き何卒宜しくお願い致します^ ^
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設計だけでは絵に描いた餅。
『設計通りに工事が行われているか』の確認が重要。
それを誰が行うのか。
工事監理は細かく手間のかかる作業です。
大変ですが長寿命で高品質の家を建てるには疎かに出来ない工程。
このようにして設計者(第三者)による工事監理は進んでいきます。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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