【秘訣】『家づくりの始め方。』良い家を建てるのに有効な検索ワードとは。

【失敗しない家づくり】の秘訣

ゆうです^^

「そろそろ家が欲しいと思ったんだけど、何から始めれば良いか分からない。」

先日、友人から相談を受けました。

「オシャレな家は欲しいけど、あんまりお金は使いたくない。」




「でも格好悪い家は嫌だし、建ててから後悔はしなくない。」

「雑誌やネットで完成写真を見ていても、良い会社かどうかよく分からないし、」

「なにをどうすれば良いの?どんな家が良いの?」

そう思うのも無理はありません。

家は初めての買い物で、考えることも多くて、大変で面倒ですよね(^^;)

家づくりは何から始めれば良いのでしょうか。

世の中に家を建てる会社はごまんとあります。

その質も千差万別。

有名な会社であれば、コストがかかったり、

無名の会社であれば、ちょっと心配だったり、

良い会社に出会えるかどうかは「運」によるところが大きいのかもしれません。

(実際、たまたま行った見学会の会社に依頼するというケースは多い)
(比較検討もだんだん面倒になってくる、)

新築完成時の建て主様の満足度は、どの会社で建てても大差はないのかもしれません。

それは、アパートと比べれは新築は桁違いに住みやすいから。

広さも、収納量も、音の問題も、設備も、内装も、、、

どの会社で家を建てられても(おそらく)多くの方は満足されると思います。

しかし、

10年後、20年後、30年後にも

「あぁ、この家を建てて良かったなぁ。」

と思って頂ける家を建てることはなかなか難しい。

(多くは「暖かさ」と「住みながらかかるコスト」)

それは、どうしても新築時には

「今の暮らし方、今の価値観、イニシャルコスト」

など「目に入るもの」に意識が行きがちだから。

そのため、建築業者も

「(長い目で考えれば本当はこっちのほうが良いんだけど、、)」

と思っていながらも、より意識が行きやすい「見た目」や「設備」などにセールストークを持って行きがちです。

家づくりは、多くの建て主様にとって人生初めての経験。

なにが大事なのか、即座に明確に判断できるわけがありません。

だからこそ、建築業者が

「長い目で見れば、たとえ初期費用は増えたとしてもこちらがお勧めです。」

と信念を持って伝えることが重要になってきます。

それが、建て主様にとっての本当の幸せにつながり、家の長寿命化にもつながっていきます。

ではどうすれば良いのでしょうか。

家づくりはどう始めれば良いのでしょうか?

それは、家を建てられる方が自分で良い会社を調べることです。

雑誌や営業マンの話を聞く前に、自分で調べることがカギになります。

(営業マンは百戦錬磨です。

「この人良い人だなー。」

と思わせるテクニックをたくさん持っています。)

今の時代、インターネットで何でも簡単に調べられます。

自分で調べるかどうかが「良い家を建てられるかどうか」の分かれ道になります。

ただし、闇雲には調べられませんね。

調べる際のキーワードを教えします。

お勧め検索ワード................

「高気密高断熱」

(出来ればUA値=0.39以下。断熱計算を行っていること。)

豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー

「耐震等級3」

(構造計算を行っていること。出来れば設計者本人が。)

豊かな暮らしのつくり方。10-3 ー『耐震等級とは。』ー

「長期優良住宅認定」

(公的な認定の取得。長期優良住宅「相当」は△)

豊かな暮らしのつくり方。10-4 ー『家の仕様を担保する書類の重要性。』ー

最低限これらにヒットする会社は良い家を建ててる可能性が高いと思います。

また、出来れば

「工事監理報告書の提出」があること。

(設計図面通りの工事が行われたことの報告)

設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

まとめると、

「高性能住宅の設計」

「公的な証明」

「それらが設計通りに施工された記録」

が満たされているかどうか。

これらを提示している会社は、建て主様のことを考えて家づくりをしていると思います。

実際、健全な知識があれば、

断熱計算も、耐震等級3も、長期優良住宅認定も、工事監理報告書も、

決して難しいものではありません。

コツや経験は必要ですが、誰にでも出来ることです。

家づくりの始め方は、デザインや費用比較の前に

「長期的な視点に立って考えること。」

「自分で能動的に調べること。」

が重要になります。

家づくりは家族の人生づくり。

勉強や調べることは手間がかかりますが、

建ててから何十年と住む家です。

もしかしたら、いつか家を売ることがあるかもしれません。

大地震が来て家が被災するかもしれません。

電気代などエネルギーコストが高騰するかもしれません。

子供がアトピーや喘息になるかもしれません。

30年後の修繕費用が想像以上にかかるかもしれません。

豊かな暮らしのつくり方。19-1 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー

豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

それらを想像した上で、

「自分たちはなにが欲しいのか。」

自分たちの本心と向き合う。

すぐに決める必要はありません。

「オシャレな『家』が欲しいのか。」

「ゆとりのある『暮らし』が欲しいのか。」

豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー

豊かな人生のためにぜひ頑張って調べてみてください♪

このブログでも参考になる情報を伝えられるようこれからも努めて参ります。

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表


新潟の気候に合った「暖かい小さな家(エスネル)」を提案している。

趣味:家族旅行・カフェ巡り・夕日ドライブ・息子と娘と遊ぶこと♪

メッセージはメールインスタからどうぞ^^

【関連記事】................

豊かな暮らしのつくり方。10-2 ー『断熱性「UA値」とは。』ー

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設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』

豊かな暮らしのつくり方。20 ー『家に必要なもの〈初心に返る〉』ー

豊かな暮らしのつくり方。19-1 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー

豊かな暮らしのつくり方。14 ー『新築30年後にかかる費用。』ー

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