【柿崎のエスネル‐7】基礎工事『コンクリ打設監理。』－第三者監理による質の担保－
こんにちは^ ^
先日、柿崎のエスネルの基礎コンクリート打設監理を行いました。
家は様々な職人が関わりながら現場で造られます。
『完成時に見えなくなるもの。』
『第三者監理による質の担保。』
の重要性をいつも感じています。
柿崎のエスネルは上越市に建つ『超高断熱の小さな木の家。』
こもりロフト、デイベッド、田園窓、米山窓、桜見窓、、、
『複数の居場所、居心地、景色』を叶える2階リビングの家です^ ^
【柿崎のエスネル‐1】モケイ完成。3Dパース紹介。『家族で夢を語る特別な時間。』－ワクワクの共有－ - 住宅設計エスネルデザイン
これまでの工事監理の様子はこちらです↓
【柿崎のエスネル‐5】基礎工事『配筋監理の重要性。』－完成時に見えなくなるもの、第三者監理による質の担保－ - 住宅設計エスネルデザイン
【柿崎のエスネル‐6】基礎工事『アンカーボルト、型枠監理。』－完成時に見えなくなるもの、第三者監理による質の担保－ - 住宅設計エスネルデザイン
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コンクリート打設監理を紹介します。
秋晴れの空にオレンジのアームが光る。
ポンプ車へ流し込まれるコンクリート。
通常よりも高強度のものを指定している。
コンクリートの指定強度（呼び強度）は30N/m㎡。
（一般的には24～27N/m㎡ほど）
（30N/m㎡で約100年の耐久性）
呼び強度が高いほど流動性が低くなり施工は大変になる。
しかし、その分耐久性や表面の美観が高まる高品質な基礎が出来上がる。
施工してくださる職人さんに感謝です。
高基礎でしかも一体打ちは非常に大変な施工。
職人さんの背中が頼もしい。
ポンプから最初に出てくるものは水分を多く含んだモルタル。
強度が出ないためこれを基礎に打ち込むのはNG。
しっかりと場外排出してもらう。
また打設前に基礎内にゴミや水が溜まっていないか最終監理を行う。
完成時に見えなくなる部分。
工事監理の重要なポイント。
いよいよ打設開始！
一体打ちのため基礎立ち上がりの根元からコンクリートを充填していく。
一体打ち基礎とは基礎の「立ち上がり」と「底板（スラブ）」とを同時に打設する施工方法のこと。
（通常、立ち上がりと底板は別々に打設される（底板完成後、後日立ち上がり打設））
同時に打設することでコンクリートに隙間を造らず気密性や耐シロアリ性の高い基礎を造ることが出来る。
耐久性は構造や断熱性と同様に重要な部分。
手間がかかる分、高品質で高耐久な基礎を造り上げる。
（打設が一度で済むため打設コストが1回分で済むメリットもある）
一体打ちだけでも大変だがさらに高基礎となると非常に手間のかかる工事となる。
高基礎とすることで外壁や構造材の耐久性、耐シロアリ性、床下の収納利用など様々なメリットを享受できる。
高基礎による床下空間は小さな家の心臓部。
【esTV】『高基礎・一体打ちのメリット。』耐久性・薬剤不要・シロアリ対策。 - 住宅設計エスネルデザイン
夏場のコンクリートは固まるのが早いため早急に打ち込んでいく必要がある。
その時に『小さな家』『構造計算により基礎量を抑えた家』であることが効いてくる。
基礎量が少なければ打設完了までの時間は短くなり作業量も抑えられる。
『高基礎』『一体打ち』『小さな家』
全ての仕様は複合的に検討され相乗効果が得られるよう導き出されている。
朝9時前から始まった打設は昼過ぎには完了。
底板（スラブ）もこの時に綺麗に均して仕上げていく。
基礎立ち上がりはセルフレベリング材を流し込み上端を水平に仕上げる。
水平に仕上げることは今後の気密施工のための重要なポイント。
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設計事務所の工事監理については以前の記事にまとめています。
『完成時に見えなくなるもの。』
工事監理は家づくりにおける重要ポイントです。
【網川原のエスネル‐11】配筋工事監理！「第三者監理の重要性」 - 住宅設計エスネルデザイン
設計事務所の仕事『第三者による工事監理「工事監理報告書」作成。』 - 住宅設計エスネルデザイン
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養生期間を経て高品質な一体打ち高基礎が完成しました^ ^
打ち放しコンクリート仕上げの基礎。
神殿のような凛々しさがある。
たくましい表情。Pコンのリズムが心地良い。
この基礎が家族の暮らしを支える。
打ち放しコンクリートには特別な想いがある。
理由ある設計、自然素材の魅力。
【素材】高基礎『打ち放しコンクリート仕上げ』の魅力。植栽、杉板との親和性。－安藤忠雄さんへの想い－ - 住宅設計エスネルデザイン
無駄のない基礎計画。
構造計算により立ち上がりは必要最小限に抑えられている。
それにより『床下の利便性』や『断熱性』また『施工性』や『コスト低減』と様々な効果を得ている。
基礎内の水面に空が映る。
水が貯まった基礎は『隙間のない良い基礎』の証。
（水はコンクリートの急激な乾燥を抑制する良い養生にもなる）
水平に仕上がった立ち上がり上端。
アンカーボルトの高さもバッチリ。
母屋の間を抜き2階の窓からその先の米山を臨む計画。
窓から季節を感じる暮らし。
完成がとても楽しみ。
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質実剛健な高基礎。
カネタさん、綺麗な施工をありがとうございました。
U様、エスネル自慢の基礎が出来上がりました。
皆さま、引き続き何卒宜しくお願い致します。
－「超高断熱の小さな木の家」escnel design－
【高基礎、床下空間のメリット紹介♪】................
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