【建主様の声】『400km離れた設計事務所。』岐阜のエスネルT様ブログ紹介。-家づくりの過程-
こんにちは^ ^
新計画、岐阜のエスネルの設計が進んでいます。
岐阜県岐阜市に建つ2階リビングの『超高断熱の小さな木の家。』
400km離れた設計事務所に家づくりを依頼された理由。
建主T様の家づくりブログを紹介します。
岐阜のエスネルはエスネル史上本州最遠の計画。
岐阜城や金華山が眺められる特別な敷地^ ^
設計過程や岐阜の建築探訪は下の記事をご覧ください。
【新計画】岐阜のエスネル始動!『空と金華山を眺める2階リビングの家。』-設計過程-岐阜建築探訪- - 住宅設計エスネルデザイン
T様の家づくりブログを紹介します^ ^
【1・夢のマイホーム?】................
「夢のマイホーム」
注文住宅のハウスメーカーや工務店のHPやパンフレットに乗っていそうな売り文句です。
私自身はあまりピンとこなくて、
・年々上がり続ける建築費用
・35年の長期ローン
・建てたすぐから資産価値は減り続ける
・ちょっとやそっとじゃ引っ越しはできない
と現実が待っているとわかっているからです。
夢じゃなく現実だらけです。
じゃなぜ注文住宅を選んだのか?
駅近のマンションとかなら資産価値もある程度担保できるし、賃貸マンションなら家庭状況に応じて住み替えが自由だし、建売住宅やローコストビルダーなら低コストで家が建てれる。
なのになぜ注文住宅なのか?
結論から言えば
「理想とする暮らしができる家が欲しい」
これ一択でした。
理想とする暮らしは人それぞれ様々ですが、
・寒い・暑いを感じない家が欲しい
・子供世代や孫世代が負担にならない家が欲しい
・情緒ある家が欲しい
・低コストで維持管理できる家が欲しい
諸々とありますがこれらを網羅できるのは注文住宅だけだなと思い選択しました。
【4・誰のために】................
そもそも誰のために住宅を建てる?
仕様を決めるにあたって、誰のためにと考えるのは大事だと思います。
一般的には戸建住宅は、施主本人が亡くなった後でもその土地には残ります。
親族が遺産相続したと考えたときに、負債とならないように考えておきたいです。
負債とならないために何を考えるべきなのか。
今の住宅基準より、高い耐震性や性能や耐久性が必要だと思います。
未来のことはわからなくとも、過去はわかります。
30年前や50年前の住宅性能はどうだったのか?
過去の地震でどういった家が生き残ったのか?
自分の家がその土地に残り続けること。
家族の誰かが相続すること。
これらを考えて住宅を建てておくべきだと考えます。
【5.設計事務所に依頼したのは】................
当初、私自身は設計事務所にお願いすると考えてもいませんでした。
きっかけになったのは、コスト意識に共感できたことが大きいです。
本音で言えば、家にコストをかけたくないです。
同じコストをかけるなら、
・学費
・旅行
・車
・衣類
にコストをかけたいです。
コストをかけたらかけた分だけいい住宅はできるでしょう。
コストに対してどこまでのパフォーマンスを見込めるかが大事だと思います。
そんな思いを汲み取ってくれる設計士さんだと思っています。
依頼先で8割は決まると思っている住宅でいい選択ができたと思っています
5.設計事務所に依頼したのは - 400km離れた設計事務所
................
T様、ブログいつも楽しく読ませて頂いています。
「新築以外の検討」
「誰のために建てるのか」
「誰に依頼するのか」
時間や手間はかかりますが『省略できない家づくりの過程』。
T様が真剣に検討されてきたことを感じています。
ご依頼頂き大変ありがとうございます。
引き続き何卒宜しくお願い致します。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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