WEB初回面談.04「エスネルデザインの家の特徴は?」【性能編】
ゆうです^^
『バーチャル初回面談』です。
今回は「エスネルデザインの家の特徴」について。
構造、断熱気密、小さい家、仕様、など性能面について
今まで書いてきたことをまとめました。
Q:エスネルデザインの家の特徴は?
A.「超高断熱の家。」
快適性、健康、経済性を考慮した「超高断熱」の家を勧めています。
(イニシャルコストとランニングコストのコストパフォーマンスを計算し、UA=0.28以下を推奨。ダブル断熱、トリプルサッシなど)
【「超高断熱」とは】網川原のエスネルの断熱性はUA=0.24
【秘訣】「ダブル断熱」のススメ。3つの大きなメリット。
【快適性】なんのための超高断熱?「家中暖かく快適に暮らすため。」【全館空調のススメ】
【経済性】なんのための超高断熱?「冷暖房費を抑えるため。」
A.「ちょうど良い小さな家。」
小さい家を推奨しています。
理由は
・ゆとりある家計の実現のため。
(イニシャルコスト、ランニングコスト、メンテナンスコストを抑える)
・家族の密度の向上。ちょうど良い暮らしのため。
(親子で過ごす「家族の間」、掃除手間の削減)
エスネルデザインのコンセプトは
「面積の最適化による家族密度の向上」
+「住にかけるコストの最適化」
です。
豊かな暮らしのつくり方。15 ー『小さな家のススメ。』ー
【OSのエスネル‐01】初回プラン提案!01「複数のプランを提示する」
豊かな暮らしのつくり方。17 ー『家を建ててからかかる費用の差。』ー
エスネルデザインの設計プレゼン「シンプルな箱の追求」 at 住学番外編
A.耐震等級3の家。
地震で損傷しづらい家を設計しています。
「倒壊」するかどうかではなく、「損傷」するかどうかを考える。
それは、安全性を超えて「修復費用」の負担リスクを下げることまで想定しているから。
【秘訣】構造計算された家を。「耐震等級3」を勧める理由。
『中越沖地震から10年』家を建てる上で最も大切なこと。
A.耐久性の高い家。「高基礎・杉板外壁」
経年変化を考慮し、耐久性の高い家を提案しています。
一番守るべきは「構造材」。
そのために、シロアリや腐朽リスクを下げるため、高基礎を推奨しています。
(薬剤に頼らない半永久的に効く物理的な防腐・防蟻)
(高基礎の床下空間は大きな「床下収納」にもなる)
【秘訣】エスネルデザインの基礎「高基礎」の3つの大きなメリット。
【網川原のエスネル‐13】コンクリート打設!「一体打ちの高基礎!」
また、防水性を高めるために、三次防水層まで考慮した設計を行っています。
(壁…一次防水層:外壁。二次防水層:防水紙。三次防水層:フェノールフォーム板)
(屋根…一次防水層:屋根材。二次防水層:ルーフィング。三次防水層:通気層下防水紙)
また、漏水リスクを減らすため、屋根は軒の出を出すことを基本としています。
また、外壁はメンテナンス塗装などが不要で35年以上ノーメンテナンスで良い「杉板外壁(無塗装)」をお勧めしています。
杉板外壁は、新潟の原風景。
時間と共に増す風合いもお勧めする理由です。
(好みでない場合は、別の外壁材をご提案します)
【秘訣】「おすすめ外壁は板張り。」35年間のメンテ・費用を考える。
A.総二階の家。きれいな四角い家。
エスネルデザインでは、不必要に凸凹した立面・平面の家は提案していません。
シンプルで綺麗な四角いプラン(平面的にも立面的にも)が一番耐震性が高く、経済的なメリットが大きく、メンテナンスもしやすいからです。
設計事務所の仕事『3Dパース完成』‐case.網川原のエスネル‐
プランの凹凸でコストが増える!初3Dパース(スケッチアップ)
A.設備の交換が容易な家。
照明器具の交換や換気扇のメンテナンスが出来るだけ容易である家を提案しています。
また、コスト的にも交換が容易であるようイニシャルコスト・メンテナンスコストの高い複雑な設備は基本的に提案していません。
(不具合時に床を剥ぐ必要がある床暖房、エレメントの交換が定期的に必要な熱交換換気扇(コスパ△)、ダクトの掃除が出来ないダクト式空調、特定のメーカーしか直せない特許システム、など)
また、シンプルで効果的な暖房方式として「床下エアコン」をお勧めしています。
(汎用品ルームエアコンで買い替えも容易○)
(低コストでマイルドな頭寒足熱状態を作り出す○)
A.高気密な家。
不快感のある隙間風を少なくすること、換気が計画通り行われること、室内の熱の逃げを少なくすること、を考慮して高気密化施工を行っています。
C値(気密性能を表す指標)=0.9以下を目指し、第三者による気密測定を行い、評価書を作成します。
(28坪の家でC値=0.9の場合、家の隙間は約9cm×9cmほど)
S邸リノベーション。31「中間気密測定!」
S邸リノベーション。34「完成気密測定&通電完了!」
また、経年変化で気密性が落ちづらいサッシの提案なども行っています。
A.設計者と施工者を分離した家。
「設計者による徹底した工事監理。」
エスネルデザインは施工をしない設計のみを業務とした設計事務所です。
設計者と施工者を分離した家づくりを提案しています。
これは「設計者(施工者ではない第三者)による工事監理」を行うため。
住宅の施工品質は千差万別です。
地震で倒壊する家の大きな原因は「施工不良」。
資産価値の高い家を残すためにも、設計者による工事監理は非常に重要なポイントになります。
【網川原のエスネル‐06】工事請負契約締結!「設計と施工の契約分離のススメ。」
【網川原のエスネル‐11】配筋工事監理!「第三者監理の重要性」
「施工品質の崩壊と独立した工事監理。」
また、「工務店」さんと直接契約して頂くため、「大工さんの顔が良く見える」というメリットもあります。
(不要なマージンも省くことが出来る)
A.家の仕様を担保する書類を残す。
「資産となる家、売れる家」
長期優良住宅認定、詳細な設計図書、工事監理記録、など
家の仕様を担保する書類を残し、
数十年後も通用する高い性能、耐久性の高い堅実な設計、汎用性のある間取り、など
資産価値の高い家とすることで、
万が一の際に「家を売ること」を想定しておく。
それが「ゆとりある豊かな未来(可能性)」を作ると考えています。
豊かな暮らしのつくり方。10-4 ー『家の仕様を担保する書類の重要性。』ー
豊かな暮らしのつくり方。19-1 ー『家は売ることを想定して建てる。』ー
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これらの仕様はあくまで「標準提案」のもの。
ご要望やご予算に合わせて一棟一棟ベストな仕様を提案いたします。
様々な選択肢がありますが一貫しているのは、
「ゆとりある豊かな暮らしを提供したい。」
ということ。
家ではなく「暮らし。」
だから、
豪華な内装や大きな家よりも「性能」を優先します。
そして、
性能よりも「資金計画」を優先します。
これらを、間取りと併せてバランスを取り、ベストな提案にまとめあげるのには技術と経験が必要です。
それこそが「設計事務所の存在意義」だと考えています。
それぞれの時代により「良い家」の定義は変わっていきます。
設計者として、柔軟な発想を持ち、その時代にあった「良い家」を提案していきたいと思っています。
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村松 悠一 一級建築士
エスネルデザイン代表
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