【暮らし】『秋のオーバーヒート対策。暮らしての体感と工夫。』杉板外壁の経年変化。-瀬谷F様ブログ-
こんにちは^ ^
瀬谷のエスネルのF様が
『秋のオーバーヒート対策。』
『杉板外壁の経年変化。』
についてブログを書かれています。
建主様の暮らしの声はとても参考になります^ ^
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瀬谷のエスネルは神奈川県横浜市に建つ2階リビングの家。
DEN、アトリエ、窓辺ベンチ、マルチWIC、コーナーサッシ(防火窓)、、
多彩な居場所、居心地を最大限に叶えるプラン。
・延床面積=26.2坪
・UA=0.23(G3)、q=55.3
・耐震等級3(Z=1.0)
・杉板外壁×植栽
これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です^ ^
【瀬谷のエスネル‐2】実施設計完了!『3Dパースと実施図面の紹介。』 - 住宅設計エスネルデザイン
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【外壁 通りすがり】................
朝早くに庭をやっていたところ、通りすがりの人に声を掛けられた
話したところ、その人はバス停まで歩く際、多少遠回りとなるが、うちの家の前を通るようにしていると
杉板の外壁の色の移り変わりが特に気に入っているそうで、うちの家を通るようにしていると
(写真あり)
杉の外壁 軒や庇の影響ありなし、方角で色の変化の速い遅いがある
杉の外壁の色の変化は面白いなと思って、よく見ている
晴れや曇り、陽射しの具合や夜など、状況によっても色味が違く見えて面白いなと
まさか通りすがりの人で、うちの外壁ファン?みたいな人がいたとはね
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・夏の終盤のオーバーヒートは正直ある
今年は暑いし、暑さが長い、というのもあるが、10月いっぱいは日射(直射)はいらないな、と思う時はあり(トリプルガラスでも)
軒や庇で南からの直射を防ぎやすい真夏のほうが管理しやすい(真夏は24h冷房つけっぱなしなので、オンオフの判断や心理的なものもいらない)
夏終盤~秋口で太陽高度の関係で直射はいりやすくても、ロールスクリーンなりブラインドなりで直射を防げばよいのだろうが、そうすると外が見えない、見えにくくなる
「外の視界を確保したい ⇔ 直射は嫌」の いいとこどりは難しい
特に太陽高度の関係で窓の下側から直射がくる
→防ごうとするとロールスクリーンを完全に降ろす的になる
→外の視界も防がれてしまう
レース生地的なのなら視界と直射防ぐバランスとれる?
→この時期の直射は、レース生地や採光型では暑く感じる
ブラインドだと羽根の角度で調整できなくもないが、それでも外の視界は見えにくくなる(寝転んでる、座ってるなど家の中での居場所や羽根の角度にもよるが、)
および、羽を完全に閉じなければ、そのぶん直射の熱は、ある程度入ってくる
(中略)
特に西側は完全遮光に出来るノーマンのウッドブラインド+トリプルガラスにしているが、真夏~暑さの残る秋口は羽を閉じても、熱を感じる
とまあ、ブラインドやら窓に付けていても、どうしても熱を感じる時期の場合、
うちは、遮光生地のカフェカーテンを突っ張り棒で窓とブラインドの間に追加してみた(変ならすぐ撤去できるし)
窓を全部覆うわけでは無く、窓の半分とか1/3程度、生地に余裕を持たせれば時期によって長さ高さを調整も出来る
この影響と思うが、去年比較だと電気使用量も減った
窓全部を覆う必要は無く、ダイニングテーブルに座ってるときの頭の高さくらいまで防ぎたい
窓の上のほうやアタマより上の方、天井のほうは熱が来ていても不快に感じないので、採光とのバランスが取れる時も多い
(中略。夏の冷房、電気使用量について記載あり)
冬じゃなければ直射はロールスクリーンとかあっても、かなり熱が入ってくるな、と感じる時はあり、それなりに不快な時期もある、って感じ
うちは西窓の面積はそれなりにあるというのもあるが、西側はトリプルガラス+ウッドブラインドで完全遮光してもかなり熱は貫通する
追加のカフェカーテンが効く
いろいろ書いたが、致命的ではないので、少し工夫しながらやっていけば、うまく暮らせる
F様、お教え頂き大変ありがとうございました^ ^
春-秋(中間期)の窓の日射遮蔽
「冷房費を抑えたい」と「抜けや景色を眺めたい」のバランスは検討しがいがありますよね。
追加遮光カーテンなど暮らしながらの調整とても参考になります。
秋を超え冬になった際の日射の感想も興味がわきます。(日射熱の暖房活用効果)
F様ブログでは家づくりの過程や暮らしの様子が綴られています。
建主様のリアルな感想はとても参考になります♪
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快適な暮らし-冷暖房費を抑える暮らしの検討は夏や冬だけでなく春-秋などの『中間期』も重要。
冬の日射取得(メリット)と春-秋の日射負荷(デメリット)が相反する場合もある。
また快適性や経済性だけでなく『窓先の景色を眺める、視線の抜け=広さ感を得る、自然光を感じる』等の価値も考慮したい。
コスト、手間、効果、感動、、
窓設計は奥が深い。
建主様の声を伺いながらこれからも検討を深めていきたい。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-
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