【秘訣】窓設計の考え方『快適で心地良い暮らしを作る。』眺望-抜け-採光-日射遮蔽取得。-窓記事まとめ-

【日射遮蔽・日射取得】の秘訣

こんにちは^ ^

窓設計について

『窓が快適で心地良い暮らしを作る。』

『窓設計は住宅設計における最重要項目。』

という思いがあります。

窓設計の検討点は

『眺望』『視線の抜け』『採光』『熱損失』『日射遮蔽』『日射取得』『通風、換気』、、、

と非常に多岐に渡ります。

「なにを優先するか」「どこまで考えているか」は設計士の経験やセンスが問われるところ。

窓設計についてエスネルデザインの考え方をまとめました。

 

 

 

窓設計においてエスネルデザインが最も大切にしていること。

それは『心地良さ』です^ ^

熱損失や冷暖房費等ではなく最も大切にしたいのは心地良さ。

 

窓辺の居心地、安らぎ

ソファから眺める景色、空、緑

自分だけの特別な居場所

季節の変化を感じる暮らし

自然採光の明るさ、ありがたみ

開いた空間の心地良さ、閉じた空間の安心感

、、、

それらを叶えるため「視線の抜け」や「綺麗な窓周り」等を考えながら窓設計を行っています。

歳と共に自然から安らぎを感じています。

『心地良い窓辺を造りたい。』

という思いがあります。

 

【想い】『心地良い窓辺を提案したい。』-空や緑を感じる特別な居場所、安息の時間- - 住宅設計エスネルデザイン

 

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そのほかの窓設計で大切にしていることを紹介します^ ^

 

■『快適性。』

「快適=窓辺が暑くないこと、寒くないこと」

快適であることは心地良さに直結する。

心地良い空間を叶えるために快適であることは重要なポイント。

具体的には、窓からの日射で夏(春-夏-秋)に暑くなり過ぎないこと。

それらを叶えるために『窓量』や『屋根-庇-植栽による日射遮蔽』を考えて設計を行っている。

〇窓をメリハリを持って設けること。
(必要以上に窓を設けないこと)
〇「南に開く+屋根や庇で遮蔽」「東西は窓を絞る」が基本。
〇素敵な眺望があればそれに向けて窓を設けたい。
(日射対策は別途検討)
〇「アウターシェードなしでもオーバーヒートしない窓量」が基本。
(手間やコストを抑えたい)
(眺望を優先する場合もあり)

 

【サーモ】真夏の超高断熱『日向窓と日陰窓、ウッドブラインドとロールスクリーンの温度差。』case.長倉 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

夏の暑さ対策は窓からの日射対策と共に『適切な冷房設計』も重要。

窓は換気空調計画と共に一体で検討されることが望ましい。

 

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また、冬(秋-冬-春)にオーバーヒートし過ぎないことも重要。

窓を設け過ぎると「日射取得により冬でも室温が上がり過ぎて不快」ということが起こり得る。

冬の日射は暖房として活用できる=暖房費を抑えられる。

しかしやりすぎは注意。

『室内が暑くなり過ぎない=不快に感じない範囲内』での窓設計を心掛けたい。

『窓は日射取得を主目的としない=窓を暖房装置と考えないこと』が重要だと感じている。

(日射取得のコントロールは窓量と共に『ガラスの選定』も要点)

 

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■『(将来に渡り)手間がかからないこと。』

窓周りの日射遮蔽は極力シンプルに済ませたい。

屋根-庇による日射遮蔽があれば、または窓が大き過ぎなければ内カーテンによる日射遮蔽で快適性は十分得られる。

「アウターシェード(窓外での日射遮蔽)は最終手段」としたい。

設置コスト、交換コスト、上げ下げ手間、強風時の心配、、

『労の少ない暮らし』を叶えたいという思いがある。

(適材適所で活用はあり。ex.西向きに眺望+外シェード)

 

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■『採光』『視線の抜け』『心地良さ』。

日射の影響を把握した上でもう一度上記について考えたい。

年々夏が暑くなってきている。

夏だけでなく春-秋-冬の気温も上がってきている。

基本的には「(直射の当たる)窓を減らす」ことが快適な室内空間づくりに有効になる。

しかし「窓をより減らしていく」ことは注意が必要。

数値で測れない大切なものを失わないようにしたい。

 

自然採光の心理的な暖かさ
(家族が集まる朝、新潟の冬、春の始まり等)

室内に入る日差しの動きで季節を感じる

季節毎の景色の変化、空の変化、緑の変化を感じる

、、、

そういったことを感じられる暮らしを叶えたい。

『心地良さに素直な設計』を行いたい。

 

 

〈エスネル窓ギャラリー〉................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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豊かな暮らしを叶えたいという思いがある。

窓設計は奥が深い。

『安心-快適-健康(=高性能)』をベースとしつつ

『心地良い居場所』『安らげる暮らし』『労の少ない暮らし』を叶えたい。

今後も検討を深めていきたいと思っています。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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