【暮らし】『別荘地に移住して1年。太陽光発電の恩恵。』自然と近い暮らし-設計の秘訣。case.蓼科高原

2025.05.30〈完成後〉暮らし紹介・工夫・住み心地

こんにちは^ ^

蓼科高原のエスネルW様が新居の感想をブログにまとめられています。

別荘地に移住して1年。

太陽光発電の恩恵。

自然と近い暮らし-設計の秘訣。

W様、具体的なご感想大変参考になります。

W様のブログを紹介します。

蓼科高原のエスネルは長野県茅野市に建つ1階リビングの家。

LDKと連続する幅広デッキ、ワークスペース、カフェ＆バー、広大な庭、、

多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。

・延床面積=30.0坪（吹抜け含む）
・UA=0.24、q=64.9
・耐震等級3（Z=1.0）
・太陽光パネル設置

これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です。

【蓼科】完成写真『自然と暮らす幅広デッキのある家。』－豊かな暮らしを愉しむ－ - 住宅設計エスネルデザイン

【暮らし】『冬の別荘暮らし。』日射熱活用設計-サーモ測定。－ウッドデッキ-照明の魅力－。case.蓼科高原 - 住宅設計エスネルデザイン

W様のブログを紹介します^ ^

【高原別荘地に移住して１年】................

八ヶ岳山麓の別荘地に移住して丸１年が経ちました。
高冷地の四季を過ごしてみて、家の居住性を総括してみます。

標高1130ｍの高冷地に住むとあって、住宅性能を重視した家づくりを進めてきました。
新居は「高気密高断熱」「耐震等級３」「長期優良住宅」にこだわり、設計をエスネルデザインさんに依頼した、小さくとも高性能な家です。

◆冬の寒さの洗礼は？

高原別荘地で体感する初めての冬、戸外は最低で－13℃まで下がりました。
それでもエアコン１台で家の隅々まで適温（24～25℃）に保たれ、早朝も気持ちよく（薄着のままで）過ごすことが出来ました。
これは非常にありがたかったです。
冬の寒さの洗礼を受けるというより、こんなに季節感がなくていいんだろうか、と思いながら過ごした冬でした（家の中では）。

（中略。薪ストーブのご感想）

◆忍び寄る夏の暑さにも

昨夏は当地でも30℃を超える日がありました。
高原別荘地と云えど冷房設備は必須です。（当地の別荘は、以前はエアコンを付けてなかったそうです。）

高気密高断熱性能は暑さにも有利です。
わが家では日中のうちに適温に空調しておくと、そのまま夜間も快適な室温を維持できました。
明け方に涼しくなりすぎるという事もありません。
晴れれば太陽光発電なので冷房費もゼロ円でした。

夏の夜は戸外も適温ですが、窓を開けたりはしません（虫も多いし）。
外気を過剰に取り込まない方が、湿気を室内に入れずに済みます。
家の中をカビさせない為にも有効だと思っています。

◆下屋付きのウッドデッキで

外気を楽しみたい時はウッドデッキを活用しました。
下屋があるので真夏の日中も日陰で過ごしやすく、夜は夜露を避けられて、居心地の良い空間となりました。
昼食を摂ったりお茶をしたり、七輪でBBQ風の夕食にしました。

さくっと振り返ってみて、こんな感じで過ごせた１年です。
住宅性能の恩恵は想像以上に快適な生活をもたらしてくれています。

高原別荘地に移住して１年 : 高原の小さな家で快適別荘ライフ

【春だ！太陽光発電、本領発揮！！】................
（太陽光パネル4.8kW。真南向き）

春になり、わが家の太陽光発電も発電効率が良くなってきました。

◆電気料金が1590円/月！

電力会社に支払う４月分の電気料金を確認すると、今までにない金額でした。
なんと1590円です！

要因は春になり、エアコン暖房を入れる頻度が少なくなった事。
また最低気温も冷えた時でも０℃前後と随分暖かくなってきたから。

◆太陽光発電が本領発揮

使用量だけでなく、太陽光発電の発電効率も良くなりました。
春分が過ぎ、太陽の出ている時間が格段に長くなりました。
また日射角度も高くなり、太陽光発電にとって良い季節です。
発電量も多くなり、日中に使用しなかった分の売電量も増えています。
その相殺効果が電気料金に現れました。（余剰電力は電力会社に売電）

◆PHEV車とエコキュートにも使用

わが家は太陽光発電の電気をPHEV車の充電とエコキュートにも使っています。
この２つがわが家の「２大・電気喰う設備」です。
これらに電気を使っても電気料金が1590円で済んだので驚きました。
車のガソリン代も少なくて済んでますし、そもそもわが家は灯油やプロパンガスは導入していないので、電気料金が全ての光熱費でもあります。

この調子だと５月の電気料金はゼロ円、或いは電気代を電力会社からもらえる側になるかも？!

昨年12月の電気料金は４月の11倍以上でした。
（それでも前年(以前の家)の光熱費に比べたら半額で済みました）

春だ！太陽光発電、本領発揮！！ : 高原の小さな家で快適別荘ライフ

W様は他にも「高原別荘地での定住で思い知った現実」「怒涛の鹿10頭？！」などについても書かれています^ ^
（鹿の動画は衝撃的でした！）

『自然と共に暮らす』とは自然の恵みだけでなく脅威とも共に暮らすということ。
（虫、草、動物、風、、）

それを想像した設計が求められる。

■実際の暮らしでは「窓は開けない」。
（虫-花粉-PM2.5-湿気。→夢のある大開口引き戸は不要）
（市街地でも同様）

■『快適な室内(高断熱、全館空調)』と『屋根のかかった半屋外空間』のメリハリ。

■地面と物理的に距離を取れる高基礎の有効性。
（虫-動物、雨はね-湿気、、）

リアルな暮らしを考慮した設計を行いたい。

高原別荘地での定住で思い知った現実 : 高原の小さな家で快適別荘ライフ

【衝撃】怒涛の鹿10頭、庭を物色？！ : 高原の小さな家で快適別荘ライフ