【秘訣】エスネルの窓紹介『心地良い窓を叶える。』カーテンを開けられる窓設計の秘訣。-高基礎-植栽..etc-

【窓・間取り・居場所】の秘訣

こんにちは^ ^

窓から眺める空-緑-自然光からいつも安らぎを感じています。

心地良い窓のある空間を叶えたい。

カーテンを開けられる窓設計の秘訣。

高基礎、植栽、ルーバー、窓サイズ-位置、、

窓設計は奥が深い。

『心地良い窓を叶える秘訣』を紹介します。

 

 

 

僕は室内から外の風景を眺めることがとても好き。

空、雲の移り変わり、風にそよぐ緑、日が昇り沈む動き、植物や田園の一年の変化、、

室内から眺める自然は外で見る自然と感じ方が異なる。

切り取られた絵画のような

雑音がない分抽象化されたような

快適な室内から眺めるからこその安心感=心の余裕もある。

『心地良い窓のある暮らし』

に大きな価値を感じています。

 

 

 

 

ただし、心地良い窓の設計は簡単ではありません。

『窓を設ければ外から見られてしまう』から。

「見られるかも、」と想像するだけで人は安心できなくなるもの。

(常にレースカーテンが閉まっている家も珍しくない)

心地良い窓を叶えるためには

『安心してカーテンを開けられる窓設計』が求められます。

 

その秘訣をいくつか紹介します^ ^

〈秘訣1〉高基礎〈秘訣2〉高反射ガラス


高基礎により道路を行きかう人と目線の高さを大きくずらす。
(1階床高=地面+1.5m。伸長弱分目線高がずれる)

特に1階リビングの場合、心地良い窓を叶えるのに高基礎はとても効果的。

物理的な安心(床が高い)が心理的な安心につながっている。

 


また高反射ガラスにより室内の様子が見えにくいことも「カーテンを開けられる窓」に寄与する(内外明暗差)。

『窓から自然採光を得る=室内が明るいため照明をつけなくて良い=カーテンを開けても外から見えにくい。』

反対に「窓が少ない=自然光では室内が暗い=日中でも照明をつける=カーテンを閉めないと外から中が見えてしまう。」

 


内部からは外の景色がクリアに見える。

床から離した「腰窓」であることも安心感に寄与している。

また『視線を上方に向かわせる効果』も意図して窓設計を行っている。

 

 

 

〈秘訣3〉下屋〈秘訣4〉ルーバー〈秘訣5〉植栽


下屋、ルーバー、植栽を用いて外部からの視線を低減することも効果的。

これらは『外からの視線をカットしつつ内からの視線は透過させてくれる。』
(内外明暗差効果。ex.すだれ)

 


『窓辺に座れる場所がある』ことも心地良い空間を叶える秘訣。

 


下屋+ルーバー+植栽+ウッドデッキも効果的。

 


設計の工夫により『住宅街であっても外からの視線を気にしない空間』は叶えられる。

 

 


正面に大開口を設けているが『高基礎、高反射ガラス、植栽、カーポート』等により内部の様子は外からは感じにくい。

 

 


写真だと外が白飛びしてしまうが実際は外の青空がクリアに目に入る。

 

 

〈秘訣6〉2階リビング

 


2階リビング(+高基礎)であれば住宅街であっても心地良い窓は叶えやすい。

1階に比べ『周囲からの視線が少ない』『必要な耐力壁量が少ない』ことにより窓を大きく取ることも容易。

 

 

 

 

 


連続した大開口は『眺望』や『視線の抜け』だけでなく冬の日射熱取得にも寄与する。

 


窓から感じられる自然の魅力。

「リビングから見える朝日に日々感動しています」と吉岡T様。

 

 

〈秘訣7〉窓のサイズ-位置


『窓のサイズ(幅-高さ)』や『位置(床付け-天井付け-壁付け-腰窓-壁中央窓)』はとても奥が深い。

同じ間取りでも窓の取り方で空間の感じ方(心地良さ、抜け=広さ感)は大きく異なる。

隣家-眺望-方位など周囲状況を考慮しつつ適切な大きさの窓を効果的に配置する。

窓設計は設計士の感性が大きく出る部分。

その感性を養うのは心地良い空間体験の積み重ね。

また心地良さだけでなく『断熱性-日射遮蔽取得-耐震性(窓以外の壁量確保)-コスト』なども考慮する必要がある。

 

家を建てる際、意識が行きやすいのは「間取り」や「内外装」。

それらも重要だが住んでいるとそれらはある程度慣れる(人間の適応力の高さ)。

家を建てる際、僕は『窓を大切にすること』をお勧めしたい。

窓から得られるものは、眺望、光、視線の抜け=広さ感、冬の日射熱、季節の変化、、と計り知れない。

そしてそれらは変化し続け飽きることはない。

また、心地良い窓=自然を日常的に感じられることは『心の健康(ストレス-イライラ低減)→穏やかな人間関係』や『体の健康(サーカディアンリズム-ホルモンバランスの正常化)→健康寿命の延長』に寄与するだろうと想像しています。

 

 

 

〈秘訣8〉窓辺の居場所〈秘訣9〉サッシ枠の消える窓設計


心地良い窓を叶えたらその窓辺に居場所を設けたい。

ほっと一息つける家族の特別な空間を。

 


特別な居場所は『子供たちの遊び場』になる。

また『来客時のキャパシティ』も叶えてくれる。

 


「子供が空をよく眺めています。」と諏訪W様。

 


また『サッシ枠が見えず綺麗に外の景色を切り取れる』と良い。

心地良さと性能向上を叶える特別な窓設計を追求している。

 

 

 

 

 

................

窓辺の心地良さ、自然の安らぎ。

カフェ、ホテル、古民家、建築仲間の建てた家々、、

これまで様々な空間からたくさんの体験を頂いてきた。

空や緑を眺めていると心が満たされ大きな幸せを感じる。

その幸せをそれぞれの我が家で叶えたい。

『窓で暮らしは変わる。』

=『自分や家族の心身が変わる。』

=『人生が大きく変わる。』

そう感じています。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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