【秘訣】『エアコン内部のカビ対策。』フィルター設置、内部クリーン運転。-カビの原因、対策-

【冷暖房・空調・換気】の秘訣

こんにちは^ ^

夏が近づいてきましたね。

我が家でも冷房生活が始まっています。

今回はエアコン内部のカビ対策について。

『フィルター設置、内部クリーン運転。』

『カビの原因、対策。』

についてまとめました。

 

 

 

【前提】................

近年、夏がより暑くなってきている。

=周囲の水分が蒸発し気温だけでなく「湿気」も増えてきている。

エアコンの「除湿負荷」が増加。
=エアコン内部の「除湿(結露)量」が増加。

エアコンの「運転時間」が増加。
=「内部が乾く時間」が減少。

エアコン内部がよりカビやすくなってきている。

 

【エアコン内部がカビるとどのような問題があるのか】................

■カビによる健康被害(※程度は不明)

■カビによりエアコン排水管(ドレン管)が詰まる。
→水漏れリスク(エアコン本体から逆流)

■心理的にイヤ。

■その他複合問題(風量、熱交換効率などの低下※程度は不明)

 

【カビが生える原因】................

原因は主に「ホコリ」「湿気」。

カビは「ホコリをエサにする」+「高湿度+適度な温度が続く」と生える。

 


パナソニックHPより。

 

................

 

最初に下の記事をご覧ください^ ^

「エアコンのカビ」や「エアコン内部清掃」についてまとめています。↓

 

【秘訣】『エアコン内部のカビ。』カビの原因、対策、エアコン選定の再検討-自宅のエアコン洗浄- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

 

 

 

................

 

「エアコン内部のカビをゼロに保ちたい」と考えるほど神経質にならなくて良いと思われるが「減らせるなら減らしたい」と考えるのが人情。

今回、我が家で行った対策について紹介します^ ^

 

〈対策1〉フィルター設置。


カビの原因は「ホコリ」。

ホコリをエアコン内部に極力入れないことが第一の対策。

※有効なフィルターに関しての知見はない。
(カビ防止効果付きフィルターを選定したが効果は不明)

 

 

〈対策2〉内部クリーン運転設定。

内部クリーン運転とはエアコン停止後に「送風や暖房を行いエアコン内部を乾かす」というもの。
(近年のエアコンには各社概ね同様のモードあり。※下位機種にはない場合あり)

カビの原因その2は「湿気」。

エアコン内部が高湿であり続けること(=カビが生える環境)を防ぐことが第二の対策。

 

ただしこれを行うには24h冷房つけっぱなしではなく「毎日ON-OFF操作を行わなければならない」。

そしてOFFにすると「冷房OFF、暖房ON、湿気増」のため不快。

また「ON-OFF忘れがち、面倒」。

という難点がある。

この問題を解決するのが「アプリのタイマーでのON-OFF制御」♪


近年はWi-Fi付きのエアコンが標準化しつつある。

「タイマー制御」「スマートスピーカーと連動させ声でON-OFF、温度変更」「宅外からのON-OFF」など出来て便利♪

※リモコンのタイマー設定だと「1回きり」の場合が多い。
「毎日タイマーON-OFF」設定したい場合、アプリでの設定が〇。

 

我が家では朝方OFF(→内部クリーン作動)にしている。

(実験中。現在は問題ないが今後変更する可能性あり)

 


〈アプリ画面〉

 

................

 

またカビ対策の今後のアイデアとして

「朝~就寝前:リビングエアコン冷房ON」+「就寝時:寝室エアコン冷房ON(リビングエアコンOFF)」

とする運用も想定している。

『エアコン2台で冷房する』冷房計画。

〇それぞれのエアコンにOFFの時間を十分に確保する。
(エアコン内部がより乾く=よりカビが生えにくくなるように)

〇冷房OFFの時間を作らない。
(1台だと内部クリーン運転時に冷房OFF(暖房ON)になる点を解消)

〇エアコンに不具合が起こった場合の予備エアコンの確保。
(夏はエアコン屋さんが忙しくすぐに直らない)

 

夏がより暑くなるにつれて冷房計画(空調計画、エアコン選定計画)の調整が必要になってきている。

(いずれにせよシンプルで交換容易な冷房計画を推奨)

※エスネルの建主様へ。
「エアコン2台冷房」希望の場合は寝室にエアコンを追加設置すれば叶います。
(「冷房負荷が少ない」「冷房時間が少ない(就寝時のみ)」ので最小最安のもので構いません)
(※2階リビングプランの場合は1階エアコンONでも叶います)

 

 

 

 

 

................

冷房計画は奥が深い。

効率、交換容易性、コストパフォーマンス、カビ対策、、

そして今後の夏の温度上昇。

自邸暮らしでの体感、観察、検討を続け

今後もより良い冷房計画を模索していきたいと考えています。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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