【天野のエスネル‐5】大工造作完了。『デイベッド、階段上ロフト、飾り本棚、匠手摺、、』-手仕事と杉の魅力-

天野のエスネル

天野のエスネルは大工さんによる造作工事が完了しました^ ^

デイベッド、階段上ロフト、飾り本棚、匠手摺、、、

一枚一枚張られた杉板外壁もとても魅力的。

手仕事と自然素材の魅力を強く感じます。

それぞれご紹介します。

 

 

 

天野のエスネルは新潟市に建つ2階リビングの『超高断熱の小さな木の家。』

デイベッド、階段上ロフト、コーナーサッシ、、など多彩な居場所を設計しています^ ^

現在は木工事が完了し塗装作業が進行中。

7月の上旬に完成見学会を予定しています。

 

 


杉板無塗装の外観。

鎧張りによって生まれる陰影が奥行きを生む。

 

 

【天野のエスネル‐1】実施設計完了!『ロフトデイベッドと夢の本棚。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

【天野のエスネル‐2】モケイ完成。『家族で夢を語る特別な時間。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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大工さんによる造作工事をご紹介します。

 


木枠コーナーサッシ。

サッシの樹脂枠を木枠で覆いサッシの存在感を抑える。

また3連窓を一体の枠で囲い壁の一部が切り取られたような意匠とすることで内と外を曖昧につなげている。

特別な窓にのみ用いる特別な納まり。

 

 


究極の理想形は『ガラスの存在を感じない窓。』

それにどこまで近づけられるか。

断熱性、気密性、防水性等の観点を考慮しながら総合的な検討を行っている。

 

 


樹脂枠が見える開き窓部には木製十字格子を。

十字格子のアイデアは暮らしの工房の岡沢さん自邸を参考にさせて頂いた。

岡沢さん大変ありがとうございました^ ^

 


上記の記事はこちら→子供室の再構成『プレイキッズルームとワークキッズルーム』

 

 

 


消える樹脂枠納まりは荻曽根のエスネルで実践している。
(FIX窓+木枠)

内と外がつながる。

『心地良い窓辺』を追求していきたい。

 

 

【荻曽根のエスネル】プロ撮影による完成写真たち。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

【秘訣】『サッシ枠の断熱強化』と『FIX窓のメリット』心と体の心地良さを。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

【地蔵のエスネル-10】窓の設計『雲見窓。』風景を切り取る窓を。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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階段上ロフト(左)+デイベッド(右)。

リビングと連続した空間でありながら自由にこもれる場所たち。

『木質仕上げ+小さな空間』が安堵感を生む。

設計+大工さんの手仕事+自然素材の魅力が光る場所。

 

 


階段上ロフトは木製ルーバーで囲っている。

視線は遮りつつ光や風や音はつながる。

デイベッドと一体的に使っても良い。

カーテンを回して完全に閉じても良い。

こもりたい時にこもれる特別な場所。

 

 

 

 

 


木製飾り本棚。

本の表紙を見せて置ける特別な本棚。

「リアルタイムで読んでいる絵本」を置いても良い。

「いつか子供に読ませたい本」を置いても良い。

家族のアルバムやフィギュア等を飾っても良い。

 

 

【秘訣】子供に送る本棚を作ろう。『秘密の本棚、秘密の教育。』 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

 
本棚は窓枠と窓下の棚と連続的一体的に造られている。

造作でしか叶わない空間。

大工さんに非常に手間を掛けて頂いた。

手間がかかっている分、素晴らしい空間になった。

齋藤大工さん、大変ありがとうございました。

 

 


窓の先には田畑が広がり視線が抜ける。

この窓も樹脂枠が消える納まり。

『特別な場所に特別な窓』を。

杉板の木目に沿って伸びる光が感動的だった。

 

 

 

エスネルは外部にも内部にも国産杉材を多用している。

杉の魅力は近年上昇している。

それは「環境負荷低減」や「木材自給率向上」という文脈から。

 

『自然と共に生きる。』

生き方を個人が選択できる時代。

どんな生き方をしたいのか。

なにに幸せを感じるのか。

子供になにを伝えたいのか。

想いを込めたデザインを意識していきたい。

 

 

【Message】『共に生きる。』-幸せな暮らしを叶える秘訣- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

【想い】エスネルのコンセプト『幸せ(安息・共生)を創る』。新しい「e.s.c.n.e.l」の誕生。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

 

【環境】Daily Lives Niigata掲載『新潟県産杉の活用を進める理由とは。』エスネルデザイン×宮崎建築。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

水平垂直のラインを活かしてデザインをまとめている。

正面の棚には杉板の扉が付き木目の垂直ラインで室内がまとまる。

 

 

【design】デザインへの想い。『水平と垂直、日本の美。』杉板張り×ルーバー。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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匠手摺。

糸魚川の匠さんによる造作手摺(仮留め)。

握り心地もデザインも抜群♪

完成がとても楽しみな場所。

 

 


プロトタイプから形状を調整。

仕上げも木目を感じられる「浮造り」に。

 

 

【職人技】『匠手摺。』HERA CAIRの匠さんとのコラボレーション。-機能とデザイン。理を超えた感動- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

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玄関空間。

階段、床下への階段、デイベッドや階段上ロフトの天井折り上げなど高低差の要素が多々ありとても魅力的な空間となっている。

『ワクワクする玄関』って良いなと。

 

 

 
高基礎による床下空間へ。

床下は『収納でありアジト。』

特別な居場所、特別な居心地を。

 

 

エッセイ。『子供の夢を育む居場所。』-床下空間の魅力- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

 

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最後に建て主のA様のブログをご紹介します。

 

【A様ブログより】................

現在、内部の壁塗りをしており、この間見に行った時にはほぼ塗り終わっていました^ ^

真っ白ではなく、少し淡い色にしたのですが、とてもいい感じです♪

私は一軒家に住んだことがないので、家ができる過程も、現場の様子も、本当に全てが初めてのことばかり‥

子どもたちにこういう体験をさせてあげられたことは、本当に良かったなと思います^ ^

自分も含め、家族が新しいおうちにより一層愛着が湧けばいいなぁと思います!

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A様のブログでは壁の塗装が進んだ状態もアップされています。

ご覧ください^ ^

 

 

家の進捗状況と‥ - 設計事務所と作る初めての一軒家暮らし

 

 

 

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モクシアさん、齋藤大工さんありがとうございます。

思い描いた空間が実現していく様子にいつも感動しています。

A様、完成が近づいてきましたね。

引き続き何卒宜しくお願い致します。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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