【暮らし】新居の感想『室温-湿度、暖かさ、広さ、日射熱、洗濯物。』ご主人の率直な声。case.蓼科高原
こんにちは^ ^
蓼科高原のエスネルのご主人から『新居の感想』を伺いました。
室温-湿度、暖かさ、広さ、日射熱、洗濯物、、
W様、率直なご感想をありがとうございました。
W様のご感想を紹介します。
蓼科高原のエスネルは長野県茅野市に建つ1階リビングの家。
LDKと連続する幅広デッキ、ワークスペース、カフェ&バー、広大な庭、、
多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。
・延床面積=30.0坪(吹抜け含む)
・UA=0.24、q=64.9
・耐震等級3(Z=1.0)
・太陽光パネル設置
これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です。
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W様の新居の感想を紹介します^ ^
(メールで頂いた回答)
■新居の率直な感想
暖かさはエアコンを常時運転していれば問題ないが、薪ストーブと組み合わせて使用する際には暑すぎて少々寝にくい時がある。
夏季の涼しさは冷房をかければ問題ないが、高地で夜間涼しいため再熱除湿でも狙った気温と湿度(26℃で50%~60%)がうまく設定できないのが悩み。
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■家の大きさ
大きさは問題ないが、来客数が多い時にちょっと狭いとは思うことがある。
■収納、床下収納
床下収納は便利だが、冬場に保管の効く根菜類や果物などの頂き物の保管に苦労する。
また来客が多い時に床下に布団をおいてあると2階に持っていくのが少々難儀する。
村松:冬の根菜類の保管はアウトドアケースに入れてウッドデッキに置くなども有効です。
■暖かさの感想。上下階・各室の温度差の感想
周りの家で薪ストーブを焚いている家が多いなかで、晴天時にはエアコンによる暖房を停止しても問題ないほど暖かいのはありがたい。
温度差もほぼ感じられないが、若干寝室が低めなのかとは思うが不快なほどではない。
■窓辺の寒さはあるか。気流感(コールドドラフト)、冷輻射
コールドドラフトはカーテンをすると感じることがある。
逆にカーテンをしめずに寝た方が感じない。
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■トイレは必要十分に暖まるか
エアコンをつけている限りは問題なし。
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■日射熱取得の感想(夏の遮蔽、冬の取得)、窓の大きさ
窓の大きさはちょうどよいが、直射日光が嫌な場合はカーテンは選んだ方がよいと思う。
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■乾燥感の感想、加湿器の有無
以前の暮らしよりも加湿の頻度は落ちた。
ただ絶対湿度10g/㎥を越えると朝の結露がひどく、のどの痛みと肌の保湿を考えるとなるべく9g/㎥以下にはしたくない。
窓が結露するところは送風機をおけば解決するが、騒音の問題もあって寝室には音の大きな送風機はおけない。
村松:窓の結露は「日中に乾くのであればそのままにしておく」も有効。
(「湿度をより落とす(40%程)+マスク就寝で喉の保湿」も結露減に効果的)
〈暖房〉
■1階エアコン(暖房)
暖房温度は翌日の最低気温が-8℃を下回りそうなら29℃か30℃に設定している。
不在時は25℃設定で24時間稼働だが、在宅時で日中晴れ予報なら9~17時位までは暖房はつけていない。
風速は最大。
■2階エアコン(暖房)
2階エアコンは冷房のみで暖房で一度も利用していない。
夏場はほぼ24時間冷房しているが、外気の湿度が絶対湿度で14g/㎥以下なら夜間は切って間欠運転している。
ただ夜間の外気温が低すぎて、再熱除湿で除湿できないのが悩みどころ。
結局23℃以下の冷房でしか除湿できない。
村松:低湿冷房には「風量を落とす」「除湿器を使う(除湿+排熱)」「床下エアコンを暖房運転する」も有効。
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■1-2階の室温-湿度
概ね夏場は25~26℃、湿度60%未満
冬場は22~24℃、湿度40~50%未満を心掛けてエアコンと加湿器をコントロールしている。
■床下の室温-湿度
冬場の床下は不在時は25℃、在室時は28℃~30℃の間で調整。
外の最低気温がマイナス10℃以下の予報時は30℃にしている。
夏場はエアコンは付けていないが、大体23℃位をキープしている。
■寝室は欲しい温度まで上がるか。寝室に欲しい温度は何度か
21℃あれば十分で床下エアコンで対応可能。
ただ起床時に素早く起きるためには23℃近くは欲しい。
20℃だとなかなか布団から離れたくない。
〈その他〉
■快適に暮らしための工夫はなにかされているか
スイッチボットでなるべく温湿度を自動化するため、センサー類をいろいろと設置して空調を調整しているが、道半ば。
■就寝時は戸は空けているか(冬、夏) 快適か
来客時以外は1年中開けている、ほぼ快適。
■洗濯物の乾き具合、何時に干して何時に乾いたか
夏も冬も大体21時位に浴室内に干して、翌日の13時以降に取り込んでいる。
冬はほぼ乾いているが、湿度が高い時期で夜温が15℃下回るような時には乾きが悪い時がある。
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W様、詳細にお教え頂きありがとうございました。
大変参考になります。
暮らしに有効なお話があればまたご連絡させて頂きます。
冬が終わり新緑の季節になりますね。
また伺える日を楽しみにしています。
-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-