【自邸】完成写真『多彩な居場所のある2階リビングの家。』-木に包まれる暮らし、森を望む窓辺-

〈家づくり中〉検討過程・自邸への想い

こんにちは^ ^

自邸-森のエスネルが完成しました。

『木に包まれる暮らし、森を望む窓辺。』

『豊かな居場所を愉しむ。』

『多彩な居場所、様々な居心地。』

ずっと思い描いてきた暮らしの形。

完成写真を紹介します。

 

 

 

森のエスネルは新潟県柏崎市に建つ2階リビングの家。

デイベッド、階段上ロフト、窓辺ベンチ、ワークWIC、マルチWIC、、

多彩な居場所、居心地を叶えるプラン。

・延床面積=27.9坪
・UA=0.22(G3)、q=61.1
・耐震等級3(Z=1.0積雪量1.5m
・太陽光パネル設置
・杉板外壁×植栽

エスネル最上級グレード『eLX』。
(断熱性G3、耐震等級3(積雪考慮、Z=1.0)、太陽光、国産杉活用、植栽)

これからの時代を見据えた『超高断熱の小さな木の家』です^ ^

 

 

【自邸プロジェクト-05】コンセプト『別荘と家の間。』森の成長。-自然と共に生きる- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【自邸-22】自邸の間取り紹介『要望-構造-暮らしやすさ。』同時に叶え小さく凹凸なく整える。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

完成写真を紹介します。


【南面(南西面)】
(土間コン-植栽工事はこれから)

杉板外壁×高基礎の『The escnel』な外観。

〇杉板外壁は
『トータルコストパフォーマンス』
『自然への想い、経年変化を愉しむ』
『日本の風景の継承』
等の想いを込めている。

〇耐震性や断熱気密性が確保しやすいシンプルな総二階。

〇奇を衒わない『素直な設計』。

 

 

【design】デザインへの想い。『水平と垂直、日本の美。』杉板張り×ルーバー。 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【message】『素直な設計を。』-理に適った自然体の設計- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 


(再掲載)

〇この面は南西向き。
『夏の日射負荷(西日)』を抑えるため窓設計は検討を重ねた。
窓サイズの最適化や屋根-庇により夏の日射を抑えつつ冬の日射を取り入れる。

〇『手前に屋根を下げる+下屋』によりロー&ワイドな印象を造り出す。

ルーバーウォールにより周囲からの視線を抑え玄関ポーチのプライバシーを確保。

 

 

【自邸-11】『外観-窓設計。』内外の見え方、デザイン、日射遮蔽。-開くと閉じるのバランス- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【自邸-18】検討メモ紹介『日射を考慮した窓量の調整。』暑くなる将来を想定した設計。-要点メモ紹介- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 


【西面(北西面)】

杉板外壁、招き屋根、ポーチ、ルーバー、、

エスネルのアイコンたち。

2階の白壁部は出窓ベンチ

外観-内観ともに象徴的な存在となっている。

 


〈ウッドデッキ玄関ポーチ〉

自邸で叶えたいことの中で優先順位が高かったのがこの空間。

この場所で晴れも雨も雪の日も、珈琲を飲みながら四季の移り変わりをぼーっと眺めて過ごしたい。

 


外出前や帰宅時に一呼吸おける『特別な半屋外空間』。

 

 

【秘訣】『心地良い半屋外空間を造る。』ウッドデッキポーチ、ルーバーウォール。-木に囲まれた空間、多彩な居場所- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【秘訣】『心地良い半屋外空間 case.長倉。』ウッドデッキ、ルーバー、照明、過ごし方。-設計のポイント- - 住宅設計エスネルデザイン

 

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【自邸-23】検討メモ紹介『ウッドデッキ玄関ポーチ。』自然を感じる半屋外空間。-要点メモ-パース紹介- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

室内へ。


〈3次元に広がる玄関〉

「玄関-2階への階段-床下階段」を併設させ『光の広がり』『視線の抜け』『広さ感』が得られるよう設計を行った。

上下方向への空間の連続がワクワク感につながる。

小さな家を広く暮らす秘訣、特別な心地良さを造る秘訣は『設計を平面ではなく立体で考えること』。

靴やコートのための玄関収納も十分に確保している。

 

 

 


〈マルチWIC〉約3.8帖。

マルチWIとは「洗面-洗濯-物干し-脱衣-収納室」。

「洗う」→「干す」→「たたむ」→「仕舞う」を一室で完結。

動線を短縮し日々の家事を楽にする。

 


叶えたかったのが『洗面室から景色を眺める窓』を得ること。

造園屋エンガーデンワーク小川さんの

「植栽をゆっくり見れるのは歯磨きの時。」

という言葉にまさにと感銘を受けた。

また『朝の身支度は自然光で明るい空間で行いたい』という思いがある。

洗面室は採光が得にくい北向きになりやすいための窓の設計はとても重要。

 


〈設計の要点〉................

〇開放感や空調循環性を得るため戸や間仕切壁は極力無しとしたい。
→室のレイアウトや収納棚により室内が見えにくいよう設計。

〇限られたスペースに収納や物干しスペースを最大限に確保したい。
→室を縦長-L字形状にしてデッドスペースを減らす(動線スペースを最小化し壁=収納面を増やす)。

小さな家であっても洗面脱衣収納スペースは十分に確保する。

 

 

【秘訣】マルチWIC『洗面-洗濯-脱衣-収納室。』洗う-干す-たたむ-仕舞うを最短距離で。-小さな家の心臓部- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 


〈寝室-子供室〉
子供室:3.75帖×2室 / 寝室:5.6帖。

〇収納は戸で仕切らず『使用時の利便性向上(開け閉め手間減)』『圧迫感低減』『空調循環性向上(カビ予防)』『コスト低減』を叶える。

〇壁は住みながら棚を足したりフックを打ち付けたりと気兼ねなくカスタムできる板張り仕上げ。

 


〇1階に個室-水回りを効率的にまとめることで2階に広く多彩な空間を造る。

〇個室を並べて配置することで廊下面積を最小限に抑える(各室の壁は防音措置を施す)。

〇各室とトイレ(階段下)-洗面室の行き来がしやすいよう配慮(深夜のトイレ、朝の顔洗い、洗濯物の個室への移動)。

〇素直で無駄のない構造計画。

 

 

【秘訣】子供室の再構成『プレイキッズルームとワークキッズルーム』-空間のシェア・フレキシビリティ- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

2階へ。


〈窓辺ベンチ〉

僕は窓辺に座り景色を眺めることがとても好き。

移りゆく自然から大きな癒しを感じている。

自邸を建てる上で最も叶えたかったことは『心地良い特別な居場所(窓辺)』を造ること。

自邸のコンセプトは『別荘と家の間』。

家を新築することは誰でも出来るわけではない時代に入ってきている。

もし自分の家を建てられるのであれば自分たちだけの特別な居場所を叶えたい。

 

 

 

【秘訣】窓辺の魅力『自然を感じる豊かな時間。』心の安らぎと癒し。-現代に必要なもの- - 住宅設計エスネルデザイン

 

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〈南面〉

天井-カウンター高さと合わせた窓から外の景色を綺麗に切り取る。

サッシ枠を隠す特別な窓納まり。

『心地良い窓辺を造りたい』という思いがある。

 

 

【自邸-12】『リビング南窓設計。』開くと閉じるのバランス。-窓設計への思い。包括設計- - 住宅設計エスネルデザイン

 

【想い】『心地良い窓辺を提案したい。』-空や緑を感じる特別な居場所、安息の時間- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 


『木に包まれるような居心地』

『切り取られた景色』

を叶えたいという思いから天井-壁はシナ合板張りとした。

 


〈デイベッド+階段上ロフト〉

リビングに隣接する特別な居場所たち。

子供の遊び場、大人のうたたね、こもって読書、、

特別な居場所には特別な過ごし方が生まれる。

 

「広い」と「狭い」。

「明るい」と「暗い」。

「家族と話す」と「一人でこもる」。

小さな家を大きく暮らす秘訣は『複数の居場所、多彩な居心地』があること。

 

 

【暮らし】特別な居場所『デイベッド。』子供の遊び場、夫婦で、一人でくつろぐ。case.燕仲町 - 住宅設計エスネルデザイン

 

【暮らし】ワークWIC、デイベッドの魅力。『人生が豊かになる暮らし。』case.諏訪W様 - 住宅設計エスネルデザイン

 

 


〈北面〉

『建築的な面白さ、空間の多彩さ』がこの画角に凝縮されている。

 


〈ワークWIC / ロフト

ワークWICとは『勉強-仕事-パントリー-収納室』のこと。

リビングやキッチンと隣接する家族の作業スペース。

家族がそれぞれ別々のことをしていながら同じフロアで過ごせる工夫を。

 


LDKと隣接したキッズワークスペース。

〇低い天井により包まれる心地良さ、集中できる空間を造る。

〇調理をしながら子供の勉強が見れる。

ロフトによりリビングに建築的な奥行き感を生み出す。

 

 

 

床下へ。


エスネル標準の『床下空間』。

〇収納量、〇配管メンテナンス性、〇床下エアコン空調循環性、〇構造耐久性、〇分電盤-太陽光パワコンを設置可能、、、

十分すぎるメリット。

床下は小さな家の縁の下の力持ち。

 

 

【秘訣】『高基礎による床下空間のメリット。』床下収納、メンテナンス性、耐久性、アジト。-小さな家の心臓部- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

................

 

最後に『晴れの日の窓辺』を紹介します^ ^

※建築写真は建物を見せるため室内が明るくなるよう調整して撮影される場合が多い。
そうすると窓外の景色は白飛びし写真上では伝わりにくくなる(今回の写真も同様)。
ただし、実際は空はしっかりと青く見える。
(生身でないと感じられない部分)

 

 


自然光が広がる空間の心地良さ。

 

 

 


この『空の広さ』は2階リビングの大きな魅力。

 

 

 

【秘訣】エスネルの窓紹介『心地良い窓を叶える。』カーテンを開けられる窓設計の秘訣。-高基礎-植栽..etc- - 住宅設計エスネルデザイン

 

 

 

................

自邸-森のエスネル。

心地良い特別な家が完成しました。

時間をかけて思い描いた居場所たち。

これから家族で楽しく暮らしていこうと思います。

 

 

-「超高断熱の小さな木の家」escnel design-

 

 

 

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